皆さんこんにちは、Chaccoです!
「あ~もうチョットは言うこと聞きなさーーい!!」
仕事と家事と育児に追われ、余裕が無くなる時についつい出てしまう言葉。
毎日毎日、
「靴のままでお家あがっちゃダメ~!」
「食べたくないからって床にピーマン捨てないの~!」
「なんで何回言ってもやらないの⁉早くお片付けしてっ!」
と、朝から晩までムスコに『あれしちゃダメ』『コレをしなさい』のオンパレード…。
そんな日が続いた結果ーーー
ワタシ「おお~い、きんちゃん~!」
ムスコ(ビクゥゥーーー!!!)
ワタシ「……ええっ!?いまはママ怒ってないよ!?ほらオヤツとお茶を…」
コチラをチラチラ気にしながら無言で固まるムスコ。
いつもガミガミ叱ってばかりだったせいで、遂には声をかけただけで「また怒られる!」と構えてしまうようになってしまいました。
その後もムスコは、ワタシの前では「これやっても怒られないかな?」と顔色をうかがい、注意されると萎縮して背を向け、口数も少なくなるようになってしまいました。
ただでさえ、同年代の子にくらべると言葉が少し遅めのムスコ。
叱ってばかりいちゃいけないという事は頭ではわかっていましたが、「言われなきゃ子供は分かんないし、他のママだってみんな同じ事言ってるよね?」という本音があったのも事実。
しかし、こんな風に息苦しそうにしているムスコの姿を見てはじめて、事の重大さに気付いたのです。
「叱らない」でいる方法
どうしたらムスコを叱らずにいられるのか? いけないことはキチンといけないと教えたいし…。
ワタシの一番幼い頃の記憶は5~6歳くらいのものですが、3歳年上の姉はとても真面目で親の言うこともよく聞くのに対し、妹のワタシは自由奔放でワガママばかり言う生意気。
何かにつけて母親に叱られていたのを覚えています。
成長するにつれて『お母さんはお姉ちゃんの事だけ好きで、ワタシの事はきっと嫌いなんだろう』と思うようになり、気付くと、母親の顔色をうかがってビクビクし、母親と会話するのも緊張して、あまり目を合わせないようにして過ごすようになっていました。
まるでワタシにおびえるあの日ムスコのように。
そんなあの時の自分が母親にしてほしかったこと、それはただ一つ、
『いっぱい褒めて欲しかった』。
テストで良い点を取ったときや、絵を描いて学校で表彰された時じゃなくて、もっと些細な、もっと当たり前なことでも、
自分が努力したことに対して「よくやったね、頑張ったね」と褒めて欲しかった。
そう思い出したワタシは、それこそがムスコにしてあげるべき事だったんだと気付きました。
『叱らない』というのは難しいけど、『叱ったらその分いっぱい褒める』なら自分にもきっと出来るのではないか?
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