皆さんこんにちは、Chaccoです!

ムスコが1歳を過ぎ、喃語を喋るようになった頃からずっと、
「は~っ、いつ『ママ大好き☆』って言ってくれるのかな~!」と楽しみにしていたワタシ。

しかし、実は2歳半になった今でも、ムスコは『ママ』と呼ぶのが精一杯。
『ゴハンおいしい』とか『ダッコして』などの2語文は全く出ていません。

「言葉が遅い」と言われて

約1年前の1歳半検診の時、
保健士さんに「同年代の子に比べるときんちゃんは少し言葉が遅い感じですね。」と言われていました。

ワタシはその一言にかなりショックを受けましたが、気を落ち着けて話をよくよく聞いてみると、
「家族とはしっかりコミュニケーションが取れていますし、のんびりでも確実に成長している部分があるので、焦らずこのまま様子をみて大丈夫だと思いますよ。」とのこと。

旦那とも時間をかけて話し合い、「心配だけど、親として出来る限りのことをしながらゆっくり見守っていこう」という着地点に辿り着きました。

それからというもの、
ムスコに話しかける時には
「これはね、てーれーびー」
「ほら、大好きな、で・ん・しゃーだよ!」
「ごちそうさまでしたーおててパチンしよ!」
「お~ちゃ!今飲んでるのはお~ちゃ!」など、
なるべく言葉を覚えてもらえるように意識して、単語をたくさん教える努力をしました。

また、寝る前には毎日かかさず旦那が読み聞かせをし、
絵本を指をさしては
「これはカメさん!お風呂にあったおもちゃもカメさんだったよね?」
「クマくんはどこに隠れてるのかな~?きんちゃん教えて~?」
「おてて~!おはな~!おくち~!さてココはな~んだ~!」など、
答えを言いやすいように問いかけてみたり、話しかたを工夫したり…。

毎日の家事や仕事でバッタバタで、いつもムスコにかかりっきりとはいきませんが、自分たちなりにできる限りのコミュニケーションを取るよう努力をしていました。

それでも、返ってくるのは
「お~~っ」「んっんっ!」「がじょおがこがこ~」などの喃語ばかり。
無言でポ~~っと眺めていることもしばしば。

そんな状態で数ヶ月はなんとか耐えていましたが、半年が経ち、2歳の誕生日を迎えた頃。
期待した変化の無い現実を目の前に、ワタシは背中にひんやりとしたものを感じるようになっていました。

目を背けられない、同級生たちとの差

そんな中でも、ムスコをどんどん追い越して着実に成長していっている保育園のクラスメイトたち。

2ヵ月前には「ブーブー」としか喋らなかった子が「コレきゅうきゅうしゃ~、あい、あげる~」と話しかけてきたり、ムスコより6カ月も月齢の低い子が「きんちゃんのママぁ~!」と声をかけてくるようになっていたり。

暇さえあればいつの間にか輪になって「おはなやさんやるの~」「アタシはくるまやさん~!」「ひとちゅちょおだ~い!」「いや~!」と、オママゴトでわいわいと賑わっています。

そんなみんなに背をむけてひとり黙々とミニカーで遊ぶムスコ。
「きんちゃんソレか~し~てっ!」と話しかけてくれた子にも、「?」といった顔で返事の言葉は出ません。

言葉が出ない、会話ができない、人に気持ちを伝えられない。

このまま一生話しをしなかったらどうしよう?
この先お友達と上手く付き合えなくなったらどうすればいい?
自分の育児が間違ってたせいでこうなっちゃったの?

ワタシは毎日フトンの中で自問自答し、やるせなさと徒労感がどんどん心を蝕んでいきました。

バックナンバー