(左から)大西統眞、田中悠太、萩原壮志

 映画『銀魂』の夏休みスペシャル舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、子役の田中悠太、萩原壮志、大西統眞が登壇した。

 江戸を舞台に、万事屋を営む銀時(小栗旬)と仲間たちの活躍を描いた本作は、7月14日に公開され、8月13日には興行収入30億円を突破する大ヒットを記録。この日は、劇中で印象的なシーンに登場した3人の子役が駆け付けた。

 主人公・坂田銀時の幼少時を演じた田中は、久しぶりの役衣装に身を包み「銀髪にすると銀時になったような気分でうれしいです」と笑顔であいさつ。出演が決まった時は「信じられなかった」と語ったが、完成作については「迫力があってとっても面白くて、すごく良かった。小栗さんもかっこよくて、僕もああなりたいなと思いました」と声を弾ませた。

 田中は、司会者から「目標とする役者さんは?」と尋ねられると「小栗旬さんです」とはにかみながら回答。撮影現場で小栗とすれ違ったエピソードも披露し「お話はできなかったのですが、銀髪がすごく似合っていてすごいオーラを感じました。かっこよかったです」と振り返った。

 一方、岡田将生演じる桂小太郎の幼少期を演じた萩原は「去年の夏よりも身長が6センチも伸びたので大丈夫なのかな? と思っていたけど、もう1回、衣装を着られて良かったです」と満足げな表情を浮かべた。

 もともと原作の大ファンだそうで「漫画も全巻持っているので、出演が決まった時はうれしくて泣いてしまった」といい、映画についても「本当に面白くて3回見たんですが、笑いあり涙ありで…。岡田将生さんは存在感がすごくて本当に憧れです」と秀逸なコメントで、会場を沸かせた。

 高杉晋助役の幼少期を演じた大西も「堂本剛さん演じる高杉がすごく格好良くて、演技もとってもうまくて、僕も将来あんな存在感のある俳優さんになれたらいいなと思いました」と尊敬の念をにじませ、「目標とする俳優さんは?」という質問に「堂本剛さんです」と即答して、歓声を浴びた。