はじめての出産、はじめての育児。第一子の子育ては、何もかも初めてでわからないことだらけ。不安や迷いもたくさんありますよね。日々、育児書やネットで読んだ情報に振り回されたり、あれこれ模索しながら、それでも「これで正解なの?」と悩むことは多いと思います。

第ニ子や第三子を産んでみると、第一子のときの気合いが嘘のように力が抜けて、「第一子のときはやりすぎだったな」と振り返ることもしばしば。過保護すぎた、あるいは厳しすぎた、もっと手を抜いて育児を楽しめばよかった……と思うものです。

今回は、きょうだいを育てる周囲のママたちに、「第一子のとき、ここまでしなくてよかった」と思うエピソードを教えてもらいました。

迷いと不安の第一子育児!ママたちの「ここまでしなくてよかった」エピソード

育児書通りにならないと不安で情報に振り回されすぎた

はじめての育児では自分の中に参考になる体験がないため、育児書を参考にすることも多いと思います。

参考にするだけならいいのですが、育児書通りにならないと不安になったり、「本にこう書いてあるんだからこうしなければ」と神経質になりすぎると、大きな悩みの種になってしまいます。

筆者もまさにそうでしたが、第一子の育児で、雑誌やネットの育児情報に振り回されたママは多いよう。

「過保護になりすぎて『あれもだめ』『これもだめ』って言い過ぎたかな、と。長男が小さな頃は、“育児書とお友達”みたいな育児をしていたので、チョコレートは3歳までダメ、夜遅くまでテレビを付けていてはダメ、とか、そういうのをやたら神経質に守りすぎていた気がします。

あとから考えたら、子どもが自由にのびのびと成長する、とは真逆の子育てをしていたなあ、と。育児に慣れてきてからは、わりと自由に子育てしているとは思うのですが……ちなみに次男は1歳0ヶ月でチョコ(スティックタイプのチョコチップパン)デビューしています(笑)」

「第一子は経験がなかったから、よく育児雑誌とかに書かれている“この月齢なら〇〇する”とか、“〇〇できる”とかいう情報に囚われていたかも。長男はハイハイしない赤ちゃんだったから、よくある成長の道筋から外れた時はけっこう心配しましたね……。

育児の経験も余裕もなかったから、早く大きくなってほしいと願っていました。早く成長して、何でも1人でできるようになって、って色々求めすぎていたのかも。昔の写真を見ると、もっと全力で可愛がればよかったと日々後悔しています」

「初めての子だったから、育児雑誌とかネットでいろんな情報を調べて、準備できるものを買ったりしてたけど、結局使わないものもあったし、すぐに必要性がないものもあったから、焦らず必要になってから買ってもよかったなあと感じました」

育児書通りにいかないのが育児。育児書は参考程度にとどめておきたいものです。

食べ物をしっかり残さず食べてほしくて厳しく言いすぎた

子どもの成長において不可欠なのが食事。やはり食べ物に関しては、しつけという面でも、栄養面でも、心配になってついやりすぎてしまうママが多いようです。

「残さず全部食べるように、けっこう無理矢理食べさせていました。好き嫌いももちろんあるんだけど、基本的に長女は食が細いっていうことをちゃんと理解してあげてなかったなぁと……。

栄養をきちんととらなきゃというよりも、ご飯は残さず食べるもの、食べ物は大事にしないとってことを教えようと必死になっていて。親としてきちんと教えないと、っていう気持ちの方が強かったかな~と思います。昭和的考えかも?今となっては、下の子なんてベビーフード三昧(笑)」

「離乳食の摂取量が気になって、食べる前と食べた後でグラムを測ったりしていました。容器を含めて測って、差分が食べた量ってことなんですが、今思うとやりすぎだったなって(笑)」

「離乳食も初めてだったので、すりおろしたり、細かく刻んだりといろいろ時間かけてやっていたけど、もっと手を抜いて気軽に作れば良かったなと。

ご飯の支度も、子ども用に薄味にしたり小さく切ったり工夫したのに食べなかったりすると、『何で食べてくれないの』という思いから『食べなさい』『せっかく作ったのに』と言って無理に食べさせようとしていた自分がいました。

でも子どもって、その時その時の気分や成長過程で食感・味覚の好き嫌いもあるもの。あのとき、そうやって冷静に思えれば、厳しく言わずに済んだかなあと思います」

厳しくなりすぎて食卓がピリピリすると、子どもも食事が嫌いになりかねないですよね。

年齢が進むにつれて食べられるものも、食べられる量も増えてきますし、実際はそこまで神経質になる必要はありません。第ニ子以降は大らかに構えているママが多いことからも、第一子でいかに不安が多かったかが伺えますね。