ジャニーズ夏の祭典「Summer Paradise 2017」の、内博貴による公演「内博貴 LIVE 2017」が22日、東京都内のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、開催前に内が報道陣の前で意気込みを語った。
内によるライブは、11年12月31日に同所で行った「内博貴 with Question?」以来約6年ぶり。「『え、そんなに?』って思った。確かにリハーサルでこの会場(の客席)を見上げた時に、すごく懐かしい景色だった。また帰ってくることができて良かった」と晴れやかな笑顔を見せた。
くしくも同会場での久々のライブには「いろいろなことを思い出しました。僕にとっては思い出の場所で、リハ(ーサル)の時にいろいろな記憶がよみがえってきた。昔のメンバーを思い出したり、いろいろなことがありましたから。いろいろフラッシュバックしました」としみじみ語った。
“バンド”がコンセプトのライブでは、安田章大、丸山隆平、大倉忠義らと共に01年~03年ごろに活動していたユニット「V.WEST」の曲や、ライブのために書き下ろした新曲「0の誓い」などを披露。
「自分がやりたいことをやるっていうよりも、お客さんだったらこういうのを聞きたいだろうなと常に考えながらセットリストを作りました」と明かした。
V.WESTの曲などは「ボーカルをやらせてもらっていて、15、6歳の時ですからその時の曲はキーが高いんですよ」と音を上げつつ、「いいや、キーは下げていません。“原キー”で歌っています。ちょっと大人になった僕が、30歳でも歌えるんだよってところを(見せたい)。頑張っています」とプロ根性を見せた。
これまでもライブは「バンドとしてやりたいなという気持ちはあった。メンバーがいなくなってできない環境にもなってしまって…」と振り返り、今後のライブ活動も「今回に限らず、来年、再来年と、年に1回ぐらいできたらいいのかなって思います。期待に応えられるように僕も努力しないと」と意欲的に語った。