「夜の海が好きで、よくドライブに出かけていました。

その日も普段と変わらない様子だったので、彼氏の心変わりに気づくことができなくて。

私の運転で彼氏を家に送ったところで突然、『今日で会うのは最後にしたい』と言われびっくり。

いきなりのことに焦って『急にどうしたの?』『私じゃダメなの?』と必死に引きとめると『うるさいな!』と一方的にはねつけられて。

当然、納得できるはずもなく、私は感情的になって『どうしてよ!』と怒鳴って、バンっと思いきりハンドルを叩きました。

すると目の前が一気に真っ白になって……『もしかして意識を失ったかも』と思ったら、強く叩いたせいでエアバッグが飛び出したんです。

『身動きが取れない!○○くん助けて』と声をだした瞬間、バタンとドアを閉める音が聞こえました。

まさかこんな形で別れることになるとは。その後、修理などが大変で悲しむ暇もありませんでした」(27歳/介護士)

彼氏から突然別れを告げられると「考え直して」と引きとめたりしますが、相手の意志が固いとどうすることもできない場合も。

今回のようにハプニングが起きたにも関わらず知らんぷりされたのなら、「こちらからもお断り」とはっきり言うことも必要となります。

エアバッグが飛び出すというピンチも滅多にあることではないので、この際彼氏の冷たさを逆に笑い飛ばす気持ちが持てるといいですね。

恋愛記事を中心に執筆しているライター。元保育士としての経験を生かした記事も得意。30代後半から婚活をはじめ交際から3ヶ月でスピード婚を果たす。趣味はカフェ巡りで落ち着いた空間でゆっくりすることが好き。