「特にイヤミのつもりではなかったのですが、いつもパンツ姿でデートする彼女に
『長めのスカートとかはいてくれたらテンション上がるかも』
と言ったら
『自分が好きなものを着たいから。
気に入らないなら会わなくていいよ』
と機嫌を悪くされ、気まずい空気のままそのときは別れました。
最初は“これくらいのことで”とモヤモヤしましたが、冷静になると“彼女は好きな格好を否定されたようで悲しかったんだ”とわかり、
『この間は変なことを言ってごめん。
俺が同じことを言われたら、やっぱり嫌な気持ちになったと思う』
とLINEしました。
『私も意地を張ったかも。
スカートはあるんだけど、自信がなくて。
今度はいてみるね』
とすぐに返してくれて、次のデートは本当にロングスカートで来てくれました。
配慮の足りない俺を許してくれたのもうれしかったけど、挑戦してくれたことも、いい女性だなと改めて好きになりましたね」(28歳/営業)
悪気がなくても、好みを押し付けられたように感じればいい気分がしないのは当然です。
そこをすぐに反省することも大切ですが、彼氏がますます彼女を好きになったのは、着てほしいという自分の気持ちに応えようとする愛情や柔軟さが伝わるから。
小さなつまずきをポジティブに導いてくれる彼女の気持ちが、何より幸せだと感じます。
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