松木師範代による居合も行われました。巻き藁の太さは先ほどの二倍あったそうですが、全くそれを感じさせない見事な斬り方でした。気迫もあり、これぞ侍! という感じ。ものすごくカッコいいです。

⑤剣舞(桜月流:松木師範代)
神谷宗家の歌に合わせ、勇壮かつ優雅な剱の舞が披露され、薄明りの中に神谷宗家の幻想的な歌声、松木師範代の凄味のある掛け声が響きます。大地の気を全身で受け、剱を使ってそれをまた放つような舞に、自然の力を感じました。シンプルで無駄のない身体の動きと、剱さばきによる剣舞は“日本文化”が体現されたものにも思えます。

 

最後に黙想をして終了。稽古前と今では、すっかり気分が入れ替わったよう  

現在の侍? 桜月流・松木師範代にインタビュー

先ほどカッコいい居合と剣舞を見せてくれた松木師範。お話をしてみると、とても気さくで優しい雰囲気です。

 

松木さん
「“剱は天地をつなぐように振る”とお教えしましたが、個人的にこれは日本人が農耕民族だったことに由来するのではないかと思っています。クワやスキを畑に振り下ろす動作や、雨が空から落ちてくる様子にもつながるのかな、と。

中心を重んじることであったり、何か一つでも欠けてしまうと全く違うものになったり。実は剣を振ることは宇宙物理学ともつながりがあって、とても奥深いんです。

参加者は7対3くらいで女性が多いですね。海外でも同じだそうです。女性の方が直観的な考えで、積極的に参加されますね。僕なんかは『それは何に効くのかな?』とか、『何の役に立つのかな?』って考えて調べてからじゃないと参加できないんですけど(笑)」

◆「SAMURAI ARTS」のイチオシポイント
「日本の道場はどうしても敷居が高く、男社会ということがあります。特に女性はそうしたことから足を踏み込めない人も多いと思います。「SAMURAI ARTS」では音響や照明を使い、舞台のように演出しています。感動を後押しできるようなポイントがあると、吸収できるものがあると思います。従来の道場とは違って、心が動くようなものになるといいですね」

  

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