そしていよいよ山を抜けると開けた場所に。目の前に見えてきたのが、本大会のゴール地点です。ちなみに最後の下り坂で気持ちが先走ったのか、転んでいる人がチラホラ。最後まで気は抜けませんね。

ゴール地点は、そう、“海”です!本大会は、この海にタッチして完走となります。しかし参加者の多くは、ただタッチするだけでは満足できない様子。

そのまま海へドボン!する方がたくさん見られました。まだ少し冷たい海ですが、走り終えた身体には程よいアイシングになったのかもしれません。この海へのダイブは、毎年の名物となっているようです。

皆さん、スタートからゴールまで楽しそう。この大会ならではの光景といえるでしょう。

笑顔が溢れる「御宝美海」

走った後にも、素晴らしいイベントが待っていました。「御宝美海」と名付けられたこちらは、まさにランナーにとってのご褒美です。前夜祭と同様にたくさん海の幸が振る舞われ、走って疲れた身体を癒やしてくれました。

美味しい海の幸を食べながら、ランナー同士で笑顔の会話。本大会のコースについて話したり、今後出場を予定しているレースについて話したり。皆さん走り終えて疲れているはずが、とにかく会場には笑顔がたくさん溢れていました。

最後は、みんな揃って記念撮影。これこそ、まさに本大会を象徴する光景ではないでしょうか。前夜祭からゴール後まで、人の温かみに触れられる大会でした。来年はどんな大会になるのか、今から楽しみです。「参加してみたい!」という方は、ぜひ情報をチェックしてみてください。

“走る”フリーライター。スポーツを中心に、IT・WEBやビジネス関連などで執筆。「人生をアホほど楽しむ」がモットーのノマドワーカー。マラソンやトアイアスロンが趣味で、100km超のウルトラマラソンにも頻繁に出走。ときどき仮装ランナー。2児の子を持つイクメンとしても奮闘中。ナレッジ・リンクス(株)代表取締役。葛飾区堀切中学校・陸上部コーチ。1983年生。