ーーなので、“連載を読んでるから、書籍は買わなくてもいいかも ”とは思わずに、是非多くの方に手に取っていただきたですね。

そぉーーーッ!! その言葉、今回のタイトルにしてください! (笑)

私のファンの人は、“形として残るもの”をすごく喜んでくれる人が多いんです。

だから、「本を買います! 」って、言ってくれる人が8割。あとの2割の人は、「連載読んだから、買わなくていいかも」っていう人かなと思うんです。

でも、2割の人に言いたいな。「書籍は違うよ!」って。

アイドルを卒業して外の世界に足を踏み入れてからやっと1年。この1年も、本当に中味の濃かった1年でした。

でも、グループにいた10年は、これから私が生きて行く人生の中で、宮澤佐江の“心臓”ともいえるくらいの、重要な大きな部分なんです。

そのアイドルとしての集大成が、今までは、自分の卒業コンサートのDVDだったんです。だから色んな人に見てもらいたいなって思ってたけど、『これさえあれば。』は、それと並ぶくらいの作品になっていると思います。

だから、私にちょっとでも興味を持ってくれた方、そして同じお仕事をする業界の方たちにも、是非、見てもらいたいなって思ってます。

ーー写真も、連載では未使用のカットも使用しています。毎回の「ミラチャイ」取材では、数百カット撮影していて、これまで日の目をみなかった素敵な写真がまだまだあるんです。

そうですよね!

ーー表紙になった1枚は、佐江ちゃんセレクトなんですよね。

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