「彼女との付き合いが順調だったので、結婚を前提に同棲を始めることにしたんです。
実際一緒に暮らしだすと、いろいろなことに気づいて、お互いの生活リズムを合わせるだとか意外と大変でした。
彼女からは毎日、『服は脱いだら片づけて』と怒られるようになって、俺も『うるさいな』と言い返すのでケンカばかり。
振り返ると俺が悪かったんですけど、当時は同棲からのストレスで我慢の限界だったのかもしれません。
ある日、いつものようにお説教された時『彼女じゃなくてまるで母親みたいだな』と言い返して、部屋から出て行こうとしたんです。
すると『待って!』と彼女が、俺の服の袖をちょこんとつかんできて。
普段気の強い彼女からは想像もできない悲しそうな顔で『私が言い過ぎたね、ごめん』と。
ちょこんと袖をつかみながら『行かないで』という顔をされたので、そんな彼女の表情を見たら、怒っていた自分が大人げなく思えて、すぐに仲直りしました。
そのときに『俺の性格をわかってくれているんだな、愛されているな…』と実感しました」(27歳/システムエンジニア)
ケンカになったとき、うまく仲直りできないこともありますよね。
言い合いになったら少し距離をとるなど、仲直りの仕方はカップルによってそれぞれ違いますね。
今回は「腕をつかむ」より「服の袖をちょこんとつかんだ」ことで、無理に引き戻すイメージを回避できたことがよかったのかもしれませんね。
ケンカをしたときは、自分のことだけでなく相手のことも考えられるカップルでいたいですね。
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