もはやPTAも“アウトソース”の時代?

「手間や時間、人手が必要な仕事はアウトソース(外部委託)」というようなことは企業では当たり前となりつつありますが、そんな考えをPTAにも取り入れたらどうでしょうか。

それには様々な意見があり、なかには反対意見もあるでしょうが、メリットもたくさんあります。

たとえば運動会。学校の周りの警備を父母ではなく制服姿の警備員にすることで、防犯効果は間違いなく向上します。

また、これまで大人数で手分けして行っていた印刷や封入作業も、入稿するだけでキレイな印刷物が納品されます。

しかし、アウトソース先の企業を探すのは大変ですし、見つけた企業がPTAからの依頼を受けてくれるのかどうかは問合せしてみないと分からず、それこそ大変な作業です。

そんな悩みを解消してくれるのが「PTA‘S(ピータス)」です。

PTA‘S(ピータス)は、国内唯一のPTAに特化したマッチングサイトですが、「業種カテゴリー」と「対応可能エリア」で的確かつ簡単に検索ができ、複数企業の比較検討も可能です。

また「運動会」といった「キーワード」で用途別に検索することもできます。

「PTA‘S(ピータス)」公式サイトより

PTAは父母がやるということに意義があるという意見もあるでしょうが、アウトソースだからこそ手に入れることができるクオリティもあります。

そこは難しい問題かもしれませんが、手間や時間がかかる部分だけアウトソースにして、その他は父母がやるという使い方もできるので、試しに使ってみて良ければ継続して使っていくというのも良いですね。

コロナ禍においては、これまでの見方や考え方がさまざまな面で見直される機会となっていますが、PTAもそのひとつです。

これまでのやり方をすべて変え、全ての業務をアウトソースするというわけにはいかないかもしれませんが、アウトソースして余った時間は、これまで以上に子どもたちや先生たちと有意義な話し合いの時間に充てたり、これまで出来なかった活動の時間に充てたりもできます。

上手に利用して、誰もが気持ち良く納得して参加できるPTAにしたいですね。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。

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