「彼女とは大学時代からのお付き合いでした。
初対面のとき彼女に『兄弟は?』と聞いたら『兄がいます』と笑顔で答えたので『仲良しなんだ』と思ったことをよく覚えています。
大きなケンカもなくお付き合いも順調だったので、俺からプロポーズすると泣きながらOKしてくれて。
さっそく『両親に紹介しよう』ということになり、俺は『家族になるからお兄さんにも会わせて』と伝えました。
すると彼女の顔が急に曇って『実は私一人っ子なの……よく「わがまま」だと思われるから、つい「兄がいる」って言っちゃって…』と。
『俺は一人っ子だからって嫌わないのに……ウソだって早く打ち明けてほしかった。そんなウソつかれたら信じられなくなるよ』って。
長く付き合っていたのにその間、ずっとウソをつき続けられていたということがショックで。
そのとき彼女は『ごめんなさい』と謝ってはいたのですが、『そんな大したウソじゃないでしょ?』という態度がありありと感じられて。価値観が違うのかな?としばらく距離を置くことにしました。」(26歳/教師)
本人にとっては、大したウソではないと思っても、相手がどう受け取るかはわかりません。
理由はどうであれ長い間ウソをつき続けると、結婚など大きな場面で取り返しがつかなくなることも。
今回は始めから「一人っ子だけどわがままではないですよ」と自己紹介することがベストでしたね。
“何事も初めが肝心”なので、最初からウソをつかれたとなると、どんなに否定しても「他にも……」と疑われる原因になるので発言にはくれぐれも気をつけたいものですね。