「子どもや一部のパパも含めて、次男の保育園のママたちと運動会の打ち上げをした時のことです。

子どもたちも年長になり、皆どんな習い事をさせようかという話題で持ちきり。最初は楽しく話していたのですが、ひと組のパパママが、次男と2人だけで参加していた私に、

『〇〇くんのうちは三兄弟なのに、たくさん習い事してない? お金大丈夫なの?』『お兄ちゃんは野球とプログラミングと数学能力教室だって?』『旦那さん、製薬会社だもんね』『車も高いやつだよね?』

と、我が家の収入を探るようなことばかり言い始めたんです。

パパも来てくれればこんなこと言われなかったのに……と思っていたら、隣に座っていたママが、『そういうお金の話は楽しくないし、したくなくない?』と、あっけらかんとした雰囲気で言ってくれたんです。

あとからLINEでお礼と、何か思われてしまったらごめんと謝罪したら『私はあーゆー下品な人たちに嫌われるとか気にしないんで』と。

彼女は私より年下ですが、一生ついていきたいと思いました(笑)」(ピアノ講師/36歳)

ママ友に対して楽しくないことは楽しくない、やめたいことはやめようと臆せず発言するのは、今後の関係性を考えたらなかなか難しいものです。

このママは「彼女を見習って、まずは自分が嫌な気分になりそうな集まりはやんわり断ったり、微妙な話題になったらその場を離れるよう心がけています」と話していました。

バシッとは言いづらくても、まずは自分ができることから少しずつ、ですね。