「ジム通いが趣味の彼氏は、私とのデートでも
『夕方からジムに行くから』
とあらかじめ言うことが多く、最初は寂しさを感じていました。
『もっと一緒にいたい』
と言ってもなかなか変わってくれず、それで喧嘩になることもしばしば。
でも、体調管理に気を配って健康診断の結果はいつも良好、風邪もひかない彼氏の明るさを見ていると、“この人にとっては大切な時間なんだな”と思うようになって。
彼氏に文句を言うのはやめて、私もひとりの時間にできる趣味を探し、今は会えないときはゆっくり本を読む時間にしています。
逆の立場だったら、楽しみを減らしてまで恋人に時間を割くのを要求されるのは大変ですよね。
変わってもらうことをあきらめたら、デートの約束をするときもスケジュールの確認がストレスじゃなくなりました。
私は本を楽しむ時間ができて楽しいし、いい距離感で二年ほどお付き合いが続いています」(26歳/サービス業)
自分と会うことより趣味を優先されたら、やっぱり寂しさを覚えますよね。
でも、恋人にとっては重要な時間であるとわかれば、変わってもらうより自分が新しい意識を持つほうが、愛情を失わずにいられます。
いい距離感は、あきらめたからこそ生まれたもの。
お互いの世界を邪魔せずに楽しめること、長続きの秘訣だといえます。
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