「姑がとにかく過干渉です。娘の食べるものや習い事など、それらには私自身も結構気を使っているタイプだと思うのですが、いちいち口を出してきてうんざり。
聞けば、夫が子どもの頃も神経質かつ教育熱心で、夫は中2で友達と一緒にファミレスに行くまでコーラを飲んだことがなく、夫の姉などはなんと週7で習い事をしていたのだとか。今はその矛先が孫に向いているんですね。
そんな折、姑は、娘が学校で育てた朝顔の鉢植えを『ばあばにあげる』と手渡したのをきっかけに、娘に見せるために、なんとなくプランターを使ってお花やちょっとした野菜を育てている様子でした。
そこで、これだ! と思い『お義母さん、せっかくこんなに綺麗に咲いてるんだから、インスタに載せれば?』とダメ元で提案してみたんです。しかし、これが大当たり!
『◯◯ちゃんばあばのお花、色がすっごく綺麗。本当に自然栽培?』『もうすぐ夏野菜が色づきますね、楽しみです!』とコメントやいいねがわんさか届いて、見事にインスタにハマってしまったようで、今はむしろ孫よりインスタ映えに目が向いてくれています」(薬剤師/32歳)
かつて教育熱心で子ども命だった女性に孫ができた途端、矛先がそちらに向くというのはたびたび耳にする話。
もし姑に何か趣味や特技がある場合は、それを誰かに評価してもらえる場所を紹介するのは、姑の意識をそちらに向けるためにも、姑の心の安定のためにも良いかもしれませんね。
この女性は「いい具合に距離ができて付き合いやすくなりました。お義母さんも誰かに認められたかったのかなぁ」と語っていました。