「うちは夫が一時期海外で仕事をしていて、私は生まれてから高校入学までの15年間をアメリカで過ごした、むしろ英語の方がネイティブという帰国子女です。

ゆえに、我が家は娘と息子を含めて、家にいる間は自然と日本語と英語が入り混じって喋る環境。子どもたちはほぼバイリンガルです。

娘が小学校に入学してしばらくしてから、同じクラスの子2人が毎日のようにうちに入り浸るようになりました。

どうもそこのママたちが『あそこの家に毎日遊びに行かせれば、お月謝なしで英会話に通っているようなもの』と周囲に話しているのだそう。

娘は『うちの子に英語を教えてあげて』と言われて、頼られた気になって嬉しいみたいなのですが、なんだか打算で娘と友達になっているように見えて悲しくなりました。

ちゃんとしたテキストもメソッドもあるわけではないし、ただ英語が日常的にある環境に遊びに来ているというだけなので声を大にしては言えないけれど、放課後の習い事感覚でうちに来るならおやつ代くらいはお金を払って欲しい!(笑)

あなたの娘も楽しんでるでしょという雰囲気で、言葉でのお礼すらないからムカつく!」(翻訳業/28歳)

通常は習い事に通わせて備わるスキルが、家庭環境のお陰で自然に備わるなんて羨ましい限りですね。

しかし、このママが言うように「テキストもメソッド」もない家庭での英会話が、遊びに来るだけのお友達に身につくでしょうか。

せめて習い事としての効果を期待せず、「いつも遊びに行かせてくれてありがとう」という感謝の気持ちは伝えて欲しいものですね。