美容のプロが本番前にレクチャー

すっぴん美肌つくり指南役の静香さん(左)、立教大学準ミスの堀田茜さん(右)
拡大画像表示

ミスコン本番前に、日本すっぴん協会会長・静香さんがファイナリストたちへ、すっぴん美肌つくりのコツを伝授することも、本企画の大きなポイント。
万全の体制で審査に臨めるのだ。

大学生の頃は何もしなくても肌がキレイで、多少の荒療治をしてもダメージがない女性が多いと、自らの学生時代を振り返って話す静香さん。

「わざと適当にケアをしていたわけではなく『知らなかった』だけ。身近に教えてくれる存在がいたらいいなと思っていたので、今回日本すっぴん協会がその役目を果たせたらいいですね。大学生の憧れミスキャンパスの皆も等身大の女の子。ニキビや乾燥、クマ、テカり、若い世代が抱えるお肌の悩みを打ち明けてくれました」

なかでも静香さんが驚いたのは、強い日焼け止めの上にBBクリーム、さらにファンデーションを塗るなど、肌に相当な負担をかけたメイクをしている子が多かったこと。また、ほとんどの子が湯船に浸からず、シャワーだけで入浴を済ませていたという事実も明らかになった。

「体の冷えや乾燥を習慣化させてしまっているので、スキンケア商品選びだけでなく生活面もあわせて意識することで、肌はぐんと変わります。まずはベーシックなケア方法を学び、社会人になってから憧れの商品をプラスしていくなど、大人ケアの楽しみの幅広さを知ってもらえたらと思います」

すっぴんになることへの葛藤も

すっぴんになるのは不安だった、と話す堀田さん
拡大画像表示

それにしても気になるのは、普段は完璧なメイクをまとうミスキャン候補たちが、すっぴんを公開することに抵抗はなかったのかということ。

自分のすっぴんを公開していいのか、撮影前は不安でいっぱいだったと話すのは、立教大学準ミスに輝いた堀田茜さん。

「大学に入学してからは、すっぴんで外に出ることはなかったですから……。撮影当日はカメラマンの方やスタッフの方が気さくに話しかけて下さり、可愛く撮る工夫をしてくださって、少しずつ不安が解消されていきました。それでも仕上がりを見たときには、見る方に受け入れてもらえるか、再び不安が込み上げてきましたね(笑)」

とはいえ堀田さん自身、もともとスキンケアが大好きで、肌のケアにはすごく気を遣ってきたそう。「それが認められたような気がしてとても嬉しかったです。本番当日の肌の調子が良かったのも、静香さんからのアドバイスが効果として現れたからだと思います。これからはすっぴんで堂々と外を歩けるようにお肌のケアにもっと力を入れていきたい」とすっぴんに対して前向きだ。

美人がたくさん掲載されていることもあって、ソーシャルメディア上で拡散する男性も多い。「結果として情報が女性に届けばいいなと考えているので、それはとてもありがたいこと。キレイになりたい女性を応援し、支援できる場であり続けたい」と扇さん。

今後はWebサイトだけにとらわれず、スキンケア勉強会などリアルイベントも計画しているという。16日には「ミス東大」版が公開される。さらに25日のミス慶應・ミス東大では、それぞれの大学のミスすっぴん美人の発表があるというから、楽しみに待っていたいと思う。


★こちらの記事もどうぞ!
安眠ドクターが教える、ひとつ上の眠りを誘う5つのメソッド&快眠アイテム
[ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9697 ]

“理想のカラダ”をつくる!ビジネスシーンで役立つヘルスケアアイテム5 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9895 ]
体重80kg超の女子が スマホを使って二週間本気でダイエットしてみた!! [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9029 ]
1週間で1キロ、計7キロ減!糖質制限ダイエット実践レポート [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/8018 ]

【関連リンク】
日本すっぴん協会
ミスキャンすっぴん図鑑

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。