「正確に言えば、習い事を習う前後のトラブルなのですが……。理数教科が好きな小学校2年生の長男を、数学能力教室か実験教室に入れようと考えていた時のことです。

どこから聞きつけたのか、同じ保育園だったママ友から『数学能力教室って今からやって意味あるの? ◯◯くん、プログラミングも週2とかでしてるよね? ちょっと習い事が多くてかわいそうっていうか』と、かなり余計なお世話なLINEが来たんです。

まだ迷っている旨を伝えて適当にいなしていたのですが、いざ長男が数学能力教室に通い始めたことを知ると、周囲に『やらないって言ってたのに、嘘つかれた』と嫌な感じで吹聴している様子。やらないとは言ってないんですけどね……。

どうも、他のママたちも『男の子がピアノやっても……。てか、ちょっとやるには遅くない? もう小2だよ?』『空手なんかやって将来何の役に立つの?』と彼女に、子どもの習い事について余計な小言を言われていたらしいです。

別にあなたのところは、将来に直結しそうなことだけやらせればいいんじゃないの? とイライラ。他人の家のことに口出しして、何がしたいんだろう」(ピアノ講師/36歳)

他人の子の習い事の進捗や成績に興味津々、というママ友はよく耳にしますが、このように実際に習い事に対して干渉しているママ友もいるのだそう。

出し抜かれたくない、というよりは、自分の習い事に関する知識をひけらかしたい、自分の知識の通りに動いて欲しいという気持ちから発言していることも多そうですね。

その場合、一通り話を聞いて、習い事の開始や継続に対しては曖昧な回答をしておくのが無難かもしれません。