『Legend Tokyo』でのステージ
――SMAPや嵐、SPEEDや倖田來未など人気アーティストのステージや、『劇団スーパー・エキセントリック・シアター』などの舞台の振り付け、さらには日本に初めてカポエラを伝承するなど、多岐にわたって活躍するダンサー/振り付け師、JUNさん。今年8月に行われた日本最大のダンス・エンターテインメント作品コンテスト『Legend Tokyo』に、本来であれば審査員クラスのベテランながら出場し、見事『エンタメ文化を広げてきた視点』賞を受賞した。(『Legend Tokyo』関連記事はこちら [ https://ure.pia.co.jp/articles/-/9952 ]

そんな彼が現在力を入れている、演劇要素を取り入れた自身のユニット『Blue Print』の公演が、12月12日(水)から開催される。日本のストリートダンスシーンを牽引してきたトップダンサー/振り付け師である彼に、自身のこれまでとこれから、現在のダンスシーンについて、そしてBlue Print最新公演『死神パレード』について、たっぷり話を聞いた。

現在、大物アーティストのライブやTV出演時の振り付けを多数手がけるJUNさん。例えば現在『SMAP×SMAP』の番組クレジットを見ると、決まってJUNさんの名前を確認することができる。今年はSMAPのライブの振り付けも担当したそうだ。

 

「自分は『SMAP×SMAP』の仕事をここ5~6年くらいやってるんですが、今年のツアーでは『CRAZY FIVE』と『ねぇ…』という曲の振り付けをやりました。『CRAZY FIVE』は中居(正広)くんから直で「JUNさんやってくんない?」ってお願いされて。「あのメンバーには何人くらいバックダンサーがいるか」「あのメンバーにはどんな振り付けがいいか」って、全部中居くんと話をしながら作ってる感じです。あの曲は楽曲も中居くんが作ってて演出も全部やるから、もう中居くんの曲なんですよね。だから振り付けやステージングの面で俺が手伝ってる、というぐらいのもんですけど」


――そもそもはダンサーからキャリアをスタートさせたJUNさん。エンタメ界で振り付けの仕事をするようになったきっかけは、あるガールズグループとの出会いだった。


「’92年くらいに本場のダンスを身につけようとアメリカに留学したんですけど、2年くらいたってアメリカから帰ってきたとき、仕事が全然なかったんですね。日本にいたときの知り合いに会うと、いつの間にかスタジオの経営者になってたり、タレント事務所のマネージャーになってて。その中のつながりで、当時放送してた『THE夜もヒッパレ』っていうテレビ番組(※邦楽のヒット曲をカラオケ形式で歌うという内容)で、デビューしたばかりのSPEEDの振り付けをやることになったんです。2~3曲くらいだったかな」