鈴木勝吾
今、注目の推しメンたちにこれまでの旅の思い出や、気になるおでかけスポットを聞く「イケタビ」。

イケタビ、前回のエピソードはこちら!

フォトギャラリー日向亘・大倉空人撮り下ろし写真と「旅の思い出」
  • 日向亘・大倉空人 撮影:友野 雄
  • 大倉空人 撮影:友野 雄
  • 日向 亘 撮影:友野 雄
  • 日向亘・大倉空人 撮影:友野 雄
  • 日向亘・大倉空人 撮影:友野 雄

印象的だった土地、お店、食べ物、おみやげなど、旅ならではの思い出について、写真と共に語っていただきます。

フォトギャラリー鈴木勝吾の撮り下ろし写真とクロアチアの旅風景をさらに見る

3回に登場していただくのは119日(木)から上演される舞台「世濁声」(よどみごえ)を作・演出する鈴木勝吾さん。

「あの旅での風景は今でも忘れられない」と語る鈴木さんがクロアチアで感じたこととは?

プロフィール

鈴木勝吾

鈴木勝吾

1989年24日生まれ。神奈川県出身。09年、「侍戦隊シンケンジャー」のシンケングリーン/谷千明役として俳優デビュー。以降、ドラマ・映画・舞台などで活躍。主な出演作に、ミュージカル「薄桜鬼」シリーズ(毛利亘宏/西田大輔演出)、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』(小林香演出)、ミュージカル『憂国のモリアーティ』シリーズ(西森英行演出)、S-IST Stage『ひりひりとひとり』・『鋼の錬金術師』(石丸さち子演出)などがある。20241月には少年社中 25周年記念ファイナル 第42回公演 【テンペスト】にも出演。◆Instagram XTwitter Threads

クロアチアの“青の洞窟”と紅に染め上がる夕日

鈴木勝吾
──今までで一番、印象深かった旅行についてお話いただけますか?

2014年に行ったクロアチア旅行です。

実は仕事で行ったんですけど「旅をしているところを撮影する。それについて僕が文章を書く」という内容だったので、ガチガチに100%仕事という感じでもなく。

10日間、写真を撮られつつ僕も自分で撮りつつ、最終的には“青の洞窟”という場所に向かって楽しみながら、いろいろなところに行きました。

──“青の洞窟”って、イタリアにある有名な海中洞窟ですよね?

イタリアから見て、アドレア海の対面に位置するクロアチアにも“青の洞窟”はあるんです。

両方行った方によると、クロアチアのほうがキレイらしいですよ。船で洞窟の入口に入っていくんですが、低いからかがむ必要があります。

だんだん中が広がっていったところでやっと起きるんですが「はい、振り返っていいよ」って言われて振り返ると、もうそこは青、衝撃的な青! 青以外に感想が浮かばないほど青いんです。

クロアチアの青の洞窟
──想像を絶する景色ですね!

現地で雇ったドライバーさんが、全く興味がないと言いつつ一応同行したんですけど、最終的には誰よりも感動していました() 景色が人を変えるのを目の当たりにしましたね。

──他にも心に残る景色はありましたか?

何がって言われると、もう全部。夕焼けひとつとっても日本と違うんです。

赤く染め上げるような夕焼けというか。クロアチアのごく普通の街並みも「日本とぜんぜん違うな、生きている人と文化が違うんだな」ってすごく特別に感じました。

クロアチアの町
クロアチアの町と夕日

──普通に存在する、日本の日常との違いに感銘を受けたんですね。

クロアチアの風景

最初に行った村で、ビスカ(ブランデーの一種)というお酒を買い、旅の間ずっとこの瓶を持ち歩いていました。

旅の大きな目的のひとつが、これをどれだけ風情よく飲むかの場所探しになり、結果「こんな場所あるんだ!」の連続に。もう何を撮っても美しかったです。

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