3年に1度、神奈川県横浜市で開催される日本最大級のダンスフェスティバル「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」が8月28日に開幕する。
“踊り”と“落語”、唯一無二のコラボレーションも
今年は海外からのアーティスト等は招聘せず、日本のダンサー・カンパニーが垣根を超えて手を携え、舞踊の「今」を表現。
開幕を告げるのは、象の鼻パークに特設された野外ステージで東京バレエ団が圧巻のパフォーマンスを繰り広げる「横浜ベイサイドバレエ」だ。
横浜港を背に、過去3回の「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」で興奮の渦を巻き起こした『ボレロ』が上演される。
9月2日は、横浜市出身のミュージシャンTENDREとダンサーのyurinasiaがコラボし、同じ場所で独創的なステージを披露。
また神奈川県民ホールでは9月4日、オープニングを飾った東京バレエ団がクラシック・バレエの永遠の名作『白鳥の湖』を神奈川フィルハーモニー管弦楽団の生演奏と共に届ける。
同じく神奈川県民ホールで、9月18日にはモーリス・ベジャール、ウヴェ・ショルツから今注目のクリスタル・パイトまで世界的振付家の代表作を小尻健太、中村祥子ら日本のダンサーが踊る「International Choreography ×Japanese Dancers ~舞踊の情熱~」も開催。
さらには踊りと落語の唯一無二のコラボレーションも。神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホールでは、ロマンチック・バレエの代表作『ジゼル』の背景を江戸時代に置き換えた柳家花緑の創作落語『おさよ』が披露される。