セックスレス解消のためにしたい3つのこと

1:意識的に夫婦2人の時間を持つ

私たち夫婦はセックスレスかもしれないと感じたら、本当に夫婦どちらも現状の性生活で満足しているのか?ということを知るための会話から始めてみましょう。

三松さん「お子さんが寝たあととか、一日のうちショートタイムでいいので、普段からお互いを異性として見る時間を作らないと、確実にレスになります。

例えば『本当に今エッチしなくても大丈夫なの?』とか『風俗とか実は興味ある?』とか『私以外の人とだったらしたい?』とか、ちょっと冗談めかすようなライトな感じで聞くのもアリだと思います。

『今はしたくなくても、将来またしたくなる可能性があるってウェブ記事で読んだんだ。どうしたらいいと思う?』とかね(笑)。

『パパ』『ママ』ではなく、名前など付き合っていた頃の呼び名で呼んで、親としての2人ではなく、意識して男女の時間を作ってみてください」

2:段階的にスキンシップを心がける

スキンシップがない場合は、少しずつでも相手に触れることを意識してみましょう。

三松さん「夫婦間のスキンシップが全然ないという方は、まずは意識してタッチを仕掛ける行動から。

最初は肩とか背中でもいいんです。『愛してるよ~』『好きだよ~』とか言いながらほっぺたを撫でるというのもいいと思います(笑)。

できれば、ちゃんとした肌と肌の触れ合いのほうがレスの予防になりますが、最初の一歩は衣服の上からでOK。

それができたら、お風呂のときでもいいし、リビングなどでもいいので、オイルを塗ってマッサージしてあげるとか。もちろん、旦那さんにやってもらってもいいです。肌と肌で触れ合うことを意識してみてください」

3:官能的な映像作品を一緒に観る

なかなか夫婦のセクシースイッチをオンにするのが難しい……という方におすすめなのは、官能的な映画やドラマを一緒に観ること。

三松さん「今だったら例えばネットフリックスの動画。野太いストーリーがあって楽しめた上でエロティックなシーンもある海外作品がたくさんありますので、探してみてください。

最近のおすすめは『アウトランダー』というタイムトラベルものの米ドラマ。なかなか激しいベッドシーンがあります。

ほかにも、そういった作品は探せばいろいろ出てくると思いますので、夫婦で観てみるといいと思います」

三松さんは、「自分の20年後を想像してほしい」と、現在危機感を抱いていない人にも警鐘を鳴らしています。

三松さん「30代で『子供2人いるからもう卒業!』なんて、まだ早いですよ。自分の性欲が想像できていないんだと思います。

例えば20代で子供を産んでからレスの人が、50代になって20年以上男の人に指一本触れられていない、女性として承認されていないことで閉経前にものすごい後悔したり自信を失うとか、40代後半あたりで『私はこのまま男の人に抱かれないでおばあちゃんになるの? 女として終わり?』なんて危機感を感じるとか、そういう事例を私はたくさん見てきています。

日々の心がけで大人の時間、男女の時間をちゃんと切り離して、レスを予防してくださいね」

今まさに悩んでいる方はもちろん、将来悩まないためにも、ご紹介したNG習慣に心当たりのある方は、今のうちからレスにならないための夫婦生活を意識してみてください。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。