おうちでのオンラインショッピングをはじめ、店頭でもキャッシュレス決済が推奨されており、今後もキャッシュレス決済はどんどん進むでしょう。
そのため、これからの子どもたちには、キャッシュレス決済をする前提でお金のことを教えてあげる必要があります。
そんな子どもたちが、未来のお金=キャッシュレス決済と上手に付き合っていくために、私たち大人がどう教えてあげたらよいのかをご紹介します。
お金がなくても買い物ができる
子どもたちが大好きな「お買い物ごっこ」。その様子も今は様変わりしており、レジのおもちゃではクレジットカード払いやスマホ決済まで真似できるものがあります。
また、様々なことでオンライン化が進み、親がキャッシュレス決済をする姿を見ている子どもたちにとって、買い物のイメージは大人が思っている以上にキャッシュレスでの支払いが当たり前になってきているかもしれません。
しかし、カードやスマホで支払いができることを知っていても、なぜそれらで買い物ができるのかを知っている子は少ないのではないでしょうか。
カードやスマホがあればお金がなくても買い物ができる!と誤解されないために、実際にキャッシュレス決済を始める前から、きちんと教えておくことが大切です。
とは言え、目の前で実物のお金の受け渡しがないキャッシュレスを子どもに教えるのは難しいもの。まずはキャッシュレス決済とはどのようなものなのかを伝え、各キャッシュレス決済の特徴や使い方を知るところから教えたいですね。
キャッシュレス決済の種類や特徴
一言でキャッシュレス決済と言っても、その種類はたくさんあります。
最初は子どもでも持つことができる電子マネーから教えてあげると、電車やバスなどで実際に使用することになった場合に慌てなくてすみます。
また、いずれ使うであろうデビットカードやクレジットカードも知っておくと、将来キャッシュレス決済のトラブルを避けることができそうですね。
では、代表的な3つのキャッシュレス決済の主な特徴を簡単にみていきましょう。
1.電子マネー
Suicaなどの交通系と、WAONなどの流通系があります。
事前にチャージ(入金)してから使うものが多いです。
2.デビットカード
銀行のキャッシュカードがそのまま使えるものが多いです。
支払いと同時に銀行口座から直接代金が引き落とされます。
3.クレジットカード
持つためには、まず審査が必要です。基本的に、支払い時にサインや暗証番号の入力が必要です。後日、
決まった日に指定口座から利用代金が引き落とされます。