首都圏から約2時間とアクセス抜群の「たんばらラベンダーパーク」は、関東最大級! 5万株のラベンダーが咲き誇るフラワーパークです。
標高1,250~1,350mに広がる高原で、最高気温は平均25℃。ラベンダーの香りによる癒し効果も手伝って、避暑リゾートとして人気を博しています。
今年はラベンダーを使ったオリジナルメニューも多彩にラインナップされているそう。そんなたんばらラベンダーパークの最新レポートをお届けします。
首都圏から約2時間!視覚や嗅覚でラベンダーを堪能しながら遊歩道を歩く!
たんばらラベンダーパークへは電車・バスツアーも多彩に用意されていますが、今回はクルマ移動です。
東京からなら関越道で沼田ICまで約90分。そこから一般道を30分ほど。所要時間はたった2時間という、首都圏の日帰り旅行に最適な立地なんです。
無料の駐車場に車を停めたら、さっそくリゾートセンターへ。
チケットを購入しゲレンデ側に出ると、パッと目に入ってくるのが「彩(いろどり)の丘」。サルビアやマリーゴールドなどが、赤や黄色、紫に咲き誇る色鮮やかなフォトスポットになっています。
「彩の丘」をゆっくり観賞したいところですが、まずはラベンダー! ということで、夏山リフトで約10分の空中散歩。メインエリアのハイランドガーデンに急ぎます。
ハイランドガーデン最上部にある「大展望台」は一番人気の記念撮影スポットで、渋滞してしまうことも。それを避けるためには早朝来場で、いの一番に大展望台を目指すのがおすすめです。
リフトを降りたら、まだ人の少ないハイランドガーデンを歩いて「大展望台」へ。舗装された遊歩道があるので、のぼりも楽々。
ラベンダーの爽やかな香りと紫色のかわいらしいお花を堪能しながら、約10分ほどの爽快トレッキングです。
ただ、じつは「大展望台」近辺は遅咲きのラベンダー品種が植えられていて、取材日はちょっと早かったよう。遅咲きの見頃は7月下旬となりそうです(写真は過去に撮影されたものです)。
その後はハイランドガーデンで、ラベンダーに思う存分、癒される時間を堪能しました。
ちなみに、ラベンダーには早咲き・中咲き・遅咲きの品種があります。視覚で楽しむなら、写真映えする濃い紫色が特徴の早咲き「こいむらさき」がおすすめ。
嗅覚で楽しむなら、よく香水にも使われる繊細な香りの中咲き「おかむらさき」や、清涼感ある香りの遅咲き「グロッソ」の開花時期を狙うのがベストです。