マイクとサリーが帰ってきた!
シリーズを踏襲したオープニング、懐かしの愛すべきキャラクターたち、急ピッチで"怖がらせ"から"笑い"の会社に変化している様子など、丁寧な描写がファンに刺さりまくり!
前作『モンスターズ・インク』ファン視点による、新作アニメーションシリーズ『モンスターズ・ワーク』おすすめポイントをたっぷりご紹介します。
『モンスターズ・インク』直後の物語
"悲鳴"から"笑い"への対応に、各所てんてこまい!
前作の終盤で、不正を働いていた社長が逮捕され、急遽、エネルギー源が悲鳴から笑い声へと変わった、モンスターズ・インク社。
本作『モンスターズ・ワーク』は、まさにこの直後、会社全体がドタバタな最中、幕を開けます。
方針変更の伝達が間に合わず、新入社員が"怖がらせ屋"として採用されてしまったり、社内標語や新人教育VTRが、怖がらせ仕様のまま直っていなかったり。
悲鳴からいきなり笑い声を集めるよう命じられた、元"怖がらせ屋"のエースたちも、慣れない仕事で対応しきれず、街がエネルギー不足に陥っていたり。
"笑わせ屋"としての仕事は、元々才能があったマイクがほぼ1人で請け負っており、不眠不休の仕事量をこなしています。
昼休み返上で笑いの講習を担当し、休む間もなく笑い声のエネルギー集め、36時間持つエナジードリンクも数時間で使い切るなど、目がバッキバキのまま働き続けるマイクに、思わずクスリとしてしまいます。
果たして次なる"笑わせ屋"のエースは、誕生するのでしょうか…?!
おなじみのキャラクターも再登場!
マイクやサリーはもちろん、おなじみのサブキャラたちもしっかり登場しているのが、前作ファンには嬉しいところ。
例えばランドールの腰巾着的だったファンガスは、今度はマイクのアシスタントに。
もちろん和解済みなんでしょうが、相変わらずエースにヘコヘコしている感じも、ちゃんとキャラ設定を引き継いでくれてるなぁと思います。
悲鳴吸引装置の後遺症なのか、なんだか皮膚の色が戻りきってないところも、ファン的にクスリとくるポイント。
また、子供部屋から靴下を持ち帰ったためCDAに身体中の毛を剃られてしまったジョージも、そのままの格好で再登場します。
こういう細かい描写で、前作の本当に数日後の話なんだろうな、と視聴者にわからせる手法にも、思わず唸ってしまいますね。
その他にも、相変わらず大声で余計な口を叩くスミッティとニードルマンのコンビ、即座に笑いへの対応へと切り替えられている、教育係のフリントなど、おなじみのキャラがほぼ総出演!
細かい所まで見逃せないので、ぜひ探してみて下さい!