目の乾燥 ――意識して瞬きの回数を増やし、目の乾燥を防ごう
目が疲れやすい、目が乾く、目に異物感があるといった症状はドライアイの疑いがある。ドライアイの原因は、空気の乾燥や瞬きの回数などが考えられる。
瞬きは涙の分泌を促す働きがあり、通常は意識しなくても3秒に1回は瞬きするが、読書やパソコンに集中すると極度に回数が減り、目が乾燥する。コンタクトレンズの使用で、瞬きが不完全になることもある。エアコンの効いた部屋も空気が乾燥して目の表面の水分が蒸発する。ドライアイには環境の改善も大切だ。
(1)テレビやパソコンの画面は、見下ろすように設置しよう。見上げるような角度は、まぶたが大きく開くので目が乾燥する原因になる。
(2)目に風があたると乾きの原因になるので、エアコンの風向きに注意しよう。加湿器を置いて空気の乾燥を防ぐとよい。
(3)フレームにフードがついたドライアイ専用メガネは、フード内のスポンジをぬらすことで保湿効果がある。風よけにも効果的だ。
(4)眼科医院で点眼薬を処方してもらい、目の表面に潤いを与えることも大切だ。また、意識して瞬きの回数を増やそう。
＜豆知識・目の充血＞疲れ目による充血はマッサージで解消。目の下にある骨のあたりを指先で強めに2～3秒くらい押す。または、冷と温のアイマスクを用意して交互に目にあてれば血行がよくなる。
※本記事のなおし方には、個人によって効果に差があるもの、具体的効果が得られないものがあります。
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