汗をかこうとするのは間違い!? いまのうちに「風邪をなおす正しい方法」をおさらいしましょう。またこちらも冬の大きな悩み「ドライアイ(目の乾燥)」をなおす方法も、あわせてご紹介!
 

風邪 ――熱が下がるから汗をかく。無理をして汗をかくのは危険

風邪はひとつの病気をあらわす言葉ではない。呼吸器の粘膜に病原体がとりついて起きるさまざまな症状をまとめて「風邪」と呼ぶ。9割以上はウイルスが原因で、インフルエンザウイルスもそのひとつだ。インフルエンザは40度近い熱が出て悪寒や頭痛、関節痛、筋肉痛など全身に症状があらわれる。

風邪をひいたとき、いちばんの対処法は安静にすること。また、汗をかくと熱が下がると思っている人がいるが、無理に汗をかいても熱は下がらず、かえって体力を消耗させるだけだ。
 

 

(1)食事は体が温まる鍋焼きうどんなどを。ショウガ6gとネギ1本分の白い部分を刻み、360mlの水を加え10分間煮沸したネギ湯も効く。

 

(2)熱が下がってくると汗を大量にかくので水分が不足しがちだ。吸収しやすいスポーツドリンクを近くに置き、常に飲めるようにしたい。

 

(3)免疫力を高めるビタミンCは風邪予防に効果的だ。レモンのハチミツ漬けにはのどの炎症をやわらげ、咳止め効果もある。

 

(4)風邪のときは入浴禁止というが軽いうちなら大丈夫だ。ただし、熱いお湯に長時間つかると体力を消耗するので避けたい。

 

<豆知識>ひき始めの風邪には足首交互浴法が効く。42~43℃のお湯と、15~16℃の水を洗面器に用意し、くるぶしから下を交互につける。「お湯→水」の順番で1分間ずつ入れて5回繰り返す。

続いて、こちらも冬に悩まされることが多い「ドライアイ(目の乾燥)」をなおす方法をご紹介。テレビやPCモニターの位置をかえるだけでも効果アリ!

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