「マッチングアプリで知り合った既婚の男性と不倫をしていたのですが、コソコソと会う関係に疲れてしまい別れました。

一年くらい続いていたので、別れてしばらくは気が抜けたようにぼんやり過ごしていたのですが、バーゲンのCMを見てふと行ってみようと思い。

彼といても堂々と人前を歩けるわけじゃないし、オシャレに気を使うこともなかったなと思いながらいろいろ見ていたら、何年も愛用しているブランドのヒールがセール対象になっていました。

いつもは高くて手が出ない値段が今は手持ちで買える額まで下がっていて、一も二もなく手にしましたね。

サイズもぴったりで、テンションが上がったら次はこれに合うスカートが欲しくなり、また売り場をぐるぐる周り、久しぶりに買い物が楽しかったです。

新しい服や靴って、やっぱり気分がいいし『次は楽しくお出かけできる独身の彼氏を探そう』と思えました。

たまたま見たCMだったけど、不倫の彼とまだ続いていたら、このヒールとの出会いもなかったかもしれませんね」(38歳/看護師)

堂々としたお付き合いができない不倫では、前向きな気持ちでファッションを楽しむ気持ちも失います。

別れてから買い物に意識が向くのも、またお気に入りのブランドの靴を見つけるのも、実は「そうしたかった」気持ちの現れかもしれません。

自分の“好き”を大切にすれば、幸せな恋愛を手にする行動につながると思います。