「うちは、『自分のことは自分で決める」を当たり前にしています。
歯ブラシ一本でも、売り場にたくさん並んでいる中から子どもには好きなものを選んでもらうし、お風呂も『今すぐか後か、どちらがいいか』を聞いて決めています。
自分で選んだものなら愛着が湧いて大事にするし、自分の決めたことがどう影響するかも体感できますよね。
もちろんお金の関係もあるから何でも好きなようには買ってあげられないし、私たちの都合を聞いてもらうこともあるけど、子どもが自分で決めることが何でも大切かなと思っています。
同じように、部屋の片付けや次の日の準備も、『言われたから』ではなくて『どうすればいいか』を自分で考えて動いてくれるので楽ですね。
子どもの意思を尊重するのはこちらも辛抱強さがいるけど、大きくなるにつれて子ども自身が進んで行動するのが当然になって、生活がスムーズになると感じています」(35歳/サービス業)
子どもの意思に任せることは、時間がかかるし親の忍耐力も欠かせません。
それでも、言われて決めたことより自分で動いた結果のほうが、子どもが受け止めやすいのは確かですよね。
決定力はそのまま生活力を上げるのだなと感じます。
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