女心を熟知していて、恋愛上手故に女性を振り回すことが多い“ズルい男性”に恋をした経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

今回は、実際に女性たちに聞いた話をもとに、“ズルい男性あるある”エピソードを実録形式でご紹介します。

捨てられた犬みたいな顔して…

「彼女持ちの男性を好きになった時のこと。

彼は女心を熟知していて、女性が喜ぶポイントを知っているので、彼女がいるけどモテモテの人でした。

私と彼の出会いは同じ職場で、あるプロジェクトがきっかけで距離が縮まり仲良くなったんですが、私が彼に恋するまではそう時間はかかりませんでした。

彼の彼女は社外の人で、週末しか会わないらしく、平日は仕事終わりに彼から誘われて、飲みに行ったりごはんに行ったりしていました。

ある日、お酒の勢いもあって体の関係を持ってしまい……そこから“平日限定彼女”のような付き合いが始まったんですが、やっぱり週末会えないのは寂しくて、何度か彼に『寂しい』と訴えたんです。

すると彼は毎回悲しそうな顔をして『俺だって寂しいよ、でも今は無理だから……もしかして別れたい? 〇〇が決めていいよ』と、私に答えを委ねるんです。

好きなんだから、そんなことを言われて別れられるはずないじゃないですか。捨てられた犬みたいな顔して、私に決定権を委ねるなんてズルすぎません?

こんな調子でズルズル1年以上二股の関係が続いてしまいました」(28歳/営業)

ズルい男性は自分の元から離れていきそうな女性を離したくないので、もう一度引き寄るために、女性がキュンとくる行動を度々起こします。

好きな男性に、悲しそうな顔をされて別れの決定権を委ねられたら、誰もが『別れよう』なんて言えないですよね。

女心を熟知している“ズルい男性”だからこそ、できる手だといえるでしょう。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。