『今度はオススメの純喫茶に行きません?ナポリタンが美味しいんですよ♡ A子』

うおおおおお!なんかもう1ヵ月に2~3回ランチするのが2人のデフォルトになってる~~!?

ランチ代にかける金額はおいくら?

正直、こう何度も子どもを保育園に預けたまま仕事もせずにただただ喋るというのは、ムスコに対しても園に対しても悪いような…。
だんだんと罪悪感の方が膨らんできて、楽しみと思えなくなっている自分が居ました。

かといってコーヒー程度で話しが終わる気もせず、必然的に『お茶しよう~』は『ランチしよう~』と同義語になり、1回あたり安くて1,000円、お店によっては1,700円とかになる事もあって、飛んでくお金もバカになりません。

コレがそこまで気が合う感じでもないママだったら『仕事が手いっぱいで~!』とかなんとか言ってのらりくらりと牽制していくうちに自然消滅…みたいな展開に持っていこうとすると思います。

でもワタシはA子さんの事が好きなので「ランチ会の頻度を減らしたい」なんて事は本当は言いたくない。
そして何より、保育園が一緒でほぼ毎日顔を合わせる関係なので迂闊なことをしたくない。
だけど毎朝顔を合わせる度に『またお茶しましょ~』と言われるとビクビクしてしまうー!!

しかし、そんなジレンマでしばらく悶々としているうちに、状況は変化したのです。

思いのすれ違いは、ちょっとしたキッカケ

ひとつは、ワタシの仕事量が増え、登園時間がズレてA子さんと会わなくなった事です。

以前よりも慌ただしく登園するようになり、バッタリ会った時も、急いでるワタシを見てA子さんは「暑いね~気を付けてね~!」とか「風邪だいじょうぶ?」と心配してくれるようになり、自然と『ママ友ランチ』まで話題が及ぶことがなくなりました。

ふたつめは、A子さんが臨月・出産を迎えた事。

じぃじ・ばぁばが送り迎えをするようになり、それがA子さんの2人目出産後2ヵ月くらいまで続きました。
A子さん自身がランチどころじゃないので、結果として3ヵ月以上会う事もなく、『ランチ』のラの字もなくなったのです。

で、こういう状況になってやっと気付いたのは、A子さんは状況が読めないような人ではなく、相手が忙しそうだと空気を読み取って気を遣ってくれる優しい人で、
臨月に入ったらその後しばらくは会えなくなるからと、短いスパンでお茶会に誘ってくれていたのでは、という事!

っていうか当初A子さんと仲良くなりたかったワタシが、A子さんに対して相当暇人アピールしてしまっていたのがそもそもの大きな要因ですね(笑)

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