「お付き合いは安定していると思うし、お互いに正社員で収入はしっかりあるにも関わらず、結婚の話題になると『タイミングが来れば』とお茶を濁していた彼氏。
趣味が多くてそれを理解してくれる私に甘えているのはわかっていましたが、親から結婚を急かされるようになって、このままじゃダメだ……と思うようになりました。
いつものおうちデートの帰り際、彼氏が玄関から出るときに『あのね、うちの親が結婚はどうするのかって聞いてくるの。あなたにも考えてほしい』と言いました。
彼氏はびっくりしていましたが『わかった』と答えてくれて、でもそれ以降もやっぱり返事はなく……。
イライラして『前に話した結婚のことだけど、できれば1ヶ月以内に返事がほしい』とLINEで送ったら、『正直、君の親が結婚を急かしてるって怖い。外堀を埋められているみたい』と返ってきてショックでしたね……。
我慢して1ヶ月待ったけど、案の定彼氏からは『俺はまだ結婚する気がない、ごめん』と言われました。
でも、1ヶ月待つ間に『要は無責任なんだろうな』と私の愛情が冷めてきて、親の気持ちを否定されたこともモヤモヤしてしまい、今はこれでよかったと思っています。
彼氏とはそれからすぐに別れましたが、期限を決めることは彼氏の本性が見えるいい機会かも」(32歳/営業)
親が子どもの結婚を心配するのは当然ですが、それを「怖い」と一蹴する彼氏を見れば、責任感のなさがわかります。
結婚について本気で考えているのなら、“外堀”が埋められてきた時点で決断するはずです。
結婚への姿勢だけでなくふたりの関係についての本心も、期限を決めることで見えてきます。