夫の心をつなぎ止めるために、「妻に戻る時間」を作ることを意識する

ご両親がご健在でしたら、半日だけ子どもを預けて、夫との二人だけの時間を作ってみてはどうでしょう?

コストはかかりますが、プロのベビーシッターを雇って、二人だけで外食に出かけるのも悪いことではありません。

また、そういった方法が難しければ、子どもが完全に寝静まった時に、二人だけでお茶やお酒を少し飲む時間を設けたりするのも効果的な方法です。

夫は大きな男の子と思ってください。

子どもという「弟」が生まれたばかりに、母親にかまってもらえなくなったお兄ちゃんのような心理を、大多数の人が持ち合わせています。

逆にいえば、たったこれだけのことだけで気持ちがおさまって、育児や家事が円満に進むのですから、ここは一つ割り切って、妻に戻る時間を作ることを意識してみてはいかがでしょうか。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ