「彼は6~7年前に合コンで知り合った男性で、そのときはお互いに恋愛対象に入らなくて、そこから1年ぐらいは複数人で会っては飲むような関係が続いていました。

でも徐々に会う回数が減って、連絡することもなくなりました。それがコロナ禍で、突然SNSから『久しぶり』と連絡があり、また頻繁に連絡を取るようになったんです。

コロナ禍なので、最初はビデオ通話をしていたんですが、お互い人恋しさから直接会おうということになり、彼がタクシーで私の家に来てくれて。それが嬉しくて、さらには家という環境もあり、体の関係を持ってしまいました。

そこから毎日のビデオ通話に、週に1~2回にどちらかの家で会う関係が続いていたんですが……3か月ほど経ったときにいきなり『キャンピングカーを買って日本中を旅しながら生きていく。ついてくるか、別れるか、どっち?』と迫られました……。

当時の私は前職をコロナ前に辞めていてやっと再就職できたばかり。簡単に『行く!』なんて言える状況じゃなくて。

そしたら、彼は『じゃあ“別れる”だね』と言い残し、音信不通になりました……。

今は日本中を旅していることが本当かもわかりません。もしかしたらやっと就職が決まったと伝えていたので別れるタイミングを計られていた可能性もあるかも……」(33歳/営業)

こちらは相手の人生をまったく顧みない、我が道を行くタイプの自己中心男です。

自分の思うように生きることは決して悪いことではないのですが、そんなタイプの男性が人恋しいからといって恋愛関係を求めてくるところに違和感があります。

振り回された女性はたまったものじゃありませんね。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。