「恋活アプリで知り合い、順調に交際まで進んだ彼女。
バツイチであることは最初に言われていて、気にならないし付き合うことの障害にはならなかったですね。
元夫の話も出ないし休日に普通にデートできるし、僕はいいお付き合いだと思っていました。
ところが、半年ほど経ったある日『大事な話がある』と言われ、何だろうと思ったら『今まで黙っていたけど、実は子どもがいるの。親権が取れずにずっと夫が育てている』と言われて本当にびっくりしました。
月に一度、面会交流で子どもさんとは会っていたらしく、いま僕に打ち明けたのは『やっぱり子どもと一緒に暮らしたくて、夫に相談したい』からで、僕との結婚をほのめかされました。
バツイチは気にしないけど子どもがいると話はまったく変わってくるわけで、今さら子持ちであると知らされたことや突然振られた結婚話など、事態についていけずに『考えさせてほしい』と言いました。
それを聞いた彼女はさっと顔色を変えて『ひどい、遊びだったの!?』と怒りだし、『こっちを責める前に、大事なことをずっと隠していた自分はどうなの?』と返したら『私の気持ちをわかってくれない』と泣き出されてまさに修羅場でした。
決定的だったのは、『どうして親権が取れなかったの?』と尋ねても曖昧な言葉しか返ってこなかったことで、本当に母親として育てる覚悟があるとは思えませんでした。
その後は別れ話を切り出したら揉めに揉めたけど、自分の都合で彼氏も子どもも動かそうとする彼女に愛情は一切なかったですね」(38歳/デザイナー)
子どもがいることをどうして隠していたのか、親権を取れなかったのはなぜなのか、疑問が残る状態では、その後も彼女を信頼できません。
自分の理想通りの返事がその場で出なかったからといって、彼氏を責めるのも間違っています。
修羅場になったときほど、その人が本来持つ価値観や考え方が見えるもの。合わないとわかったことは、時間を無駄にしないためにもよかったのではないでしょうか。






















