アラフォー×アラサー“オタク夫婦”がハイローを語りつくす!
鈴木「さて、前回から久々のアラフォーライター鈴木妄想×アラサー(元)漫画家Chaccoのオタク夫婦トーク。
今回のテーマは、11月11日に劇場版第3作『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』が公開になる、ハイローこと「HiGH&LOW」シリーズです!」
Chacco「2016年の夏に『HiGH&LOW THE MOVIE』を見てから1年ちょっと、THE MOVIE、2にRED RAINにTHE LIVEにドラマシリーズ1・2にDTC…。いろいろ見てきたね。」
鈴木「この記事ではハイローの魅力について、アラフォー世代の鈴木がいくつかのキーワードを使って語らせていただきます!」
キーワード1:平成の石原軍団
以前から感じていたのは、LDHファミリーは平成の石原軍団ではないか、ということなんです。当代きっての色男たちが集って走り、跳び、撃ち、血を流す…伝説の刑事ドラマ「西部警察」に近いものをハイローに感じるんですよ。
巨大な爆炎が上がり、パトカーが宙に舞うカーチェイス、そして荒々しくもキレのある格闘シーンは、今見ても惚れ惚れするほど。そして、なぜかショットガンで遠距離の敵を狙撃する大門団長! しびれるほどにカッコイイ! 西部警察は、アラフォー世代の記憶に残りまくっている作品です。
ハイローからも、西部警察に負けない破格さ、豪快さ、男気がプンプン匂います。MUGENメンバーや雨宮兄弟のバイク姿は、西部警察で舘ひろしさんが演じたバイク野郎、巽総太郎と鳩宮英次の姿に重なります。
『THE MOVIE2 END OF SKY』では、西部警察もかくやという勢いで車が宙を飛びまくり、『THE MOVIE3 FINAL MISSION』の予告編では、無名街の巨大なタワーが爆発とともに倒れるシーンが! これ、西部警察の名シーン「名古屋煙突倒し」のオマージュですか?!
そういえば、石原裕次郎さんの大ヒット映画『嵐を呼ぶ男』は、喧嘩に明け暮れるイケメンのストーリーでした。劇中では当時流行の音楽が鳴り響き、ダンスクラブが何度となく登場します。これ、完ッ全にハイローの世界ですよね?
もし裕ちゃんが現代に生きていたら、WHITE RASCALSの用心棒に就任していたかも…。「フックだ、ボディだ、ボディだ、チンだ!」と、DOUBTの悪徳スカウトたちを叩きのめす裕ちゃんが見たい!
そうそう、『THE MOVIE2』でナイフ使い、ブラウンとして強い印象を残した岩永ジョーイさんは、奇しくも石原プロモーション所属。この流れで、舘ひろしさんや神田正輝さん、そして渡哲也さんにもハイローワールドに降臨してほしいっ!!