写真左からビリー、アナベル人形

10月13日よりついに公開となった映画『アナベル 死霊人形の誕生』。実在する世界最恐の呪いの人形「アナベル」がいかにして生まれたのかを描いたこの映画は、全米初登場1位でスタートを切り、興行収入は3億ドルに迫る大ヒットを記録。日本でも多くの人を恐怖に陥れている。

『アナベル 死霊人形の誕生』 ©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

一方、11月10日より公開となるのが『ジグソウ:ソウ・レガシー』。根強いファンを持つソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』シリーズの最新作であり、すでに公開されている予告編では残虐な“ゲーム”シーンと共に、不敵に笑いゲームを進行する人形「ビリー」の姿を確認することが出来る。

『ジグソウ:ソウ・レガシー』 ©2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

奇しくも、同じ時期に日本中を震えあがらせているこの2つの人形、アナベルとビリー。実はこの2つのキャラクターは現代ホラーの名手となりつつあるジェームズ・ワン監督が生み出したもの。

そんな共通点を持つ、ホラー界屈指の人形であるが実際の所どちらの方が恐いのか? どちらの方が強いのか? 10月15日の「人形の日」を記念して、対決してもらうこととなった。

フォトギャラリーアナベルVSビリー対談の模様と衝撃の怖い場面自慢を写真で見る
  • 『ジグソウ:ソウ・レガシー』©2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
  • 『ジグソウ:ソウ・レガシー』©2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
  • 『アナベル 死霊人形の誕生』©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
  • 『ジグソウ:ソウ・レガシー』©2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
  • 『アナベル 死霊人形の誕生』©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

アナベルプロフィール

初登場:2013年公開の映画『死霊館』

登場作品:『死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』『アナベル 死霊館の人形』

好きな人:死ぬまで遊んでくれる人

好きなもの:悲鳴

嫌いなもの:神父、お祓い

ビリープロフィール

初登場:2004年公開の映画『ソウ』登場作品:『ソウ』『ソウ2』『ソウ3』『ソウ4』『ソウ5』『ソウ6』『ソウ:ザ・ファイナル3D』

好きな人:ジグソウ(ジョン・クレイマー)

好きなもの:命を大切にできる人

嫌いなもの:命を大切にできない人

お前はこれまで何人殺してきたんだい?

ビ:これはシンプルな“ゲーム”だ。僕の初登場は2004年、お前は2013年、10年近い差がある。強いのは僕だ。

 

ア:キャハハハ! 笑わせないで? ワタシは映画になったのは2013年だけど、誕生したのは1945年。あなたよりも遥かに先輩なのよ? しかもあなたと違って実在してるしね。

 

ビ:クッ……。だが、出演回数を見てくれ。お前は最新作を含めても4作品。僕は最新作を含めると8だ。これは『スター・ウォーズ』シリーズと同じなんだぜ?

 

ア:ふん、伊達に長年映画やってないわよね。でもあなたって所詮ジグソウのガキの使いでしょ? 自分では何も出来ないただの人形じゃない。

 

ビ:お前だって人形じゃないか!

 
『アナベル 死霊人形の誕生』 ©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
 

ア:ワタシは自分のパワーで人間をどんどん痛めつけられるし、どこにでも移動出来るわ。キコキコ三輪車こいでるあなたとは違うの。

 

ビ:ククク……。

 

ア:何が可笑しいのよ。

 

ビ:じゃあ、お前はこれまで何人殺してきたんだい?

 

ア:何人……。ひいふうみい…映画の中だと意外と少ないのよね。ワタシが見てないところで呪いで死んじゃった人もいるはずだし。

 

ビ:僕が過去7作で行ってきたゲームの中で大半が死んでいるけど、ゲーム以外にも実際はもっと死んでいるよ。命を大切にしないからこうなるんだよ。命を。