感じてください。絵の中に潜む恐怖を
「怖い絵」展(上野)
10月7日(土)~12月17日(日) / 東京都 / 上野の森美術館
上野の森美術館にて10月7日(土)~12月17日(日)まで、「怖い絵」展が開催される。
作家・ドイツ文学者である中野京子氏の著書「怖い絵」の第1巻刊行10周年を記念して、同シリーズに掲載された作品や展覧会のために新たに選び抜いた作品を紹介するもの。
今回の展示における最大の注目作は、著書でも紹介されているロンドン・ナショナル・ギャラリーを代表する《レディ・ジェーン・グレイの処刑》(ポール・ドラローシュ画)。
この作品は日本初公開であり、16世紀のイギリスで、わずか9日間の王座の末に処刑された16歳の女王の最期の姿を描いた作品となる。
さらにセザンヌ、ターナー、モローら、ヨーロッパ近代絵画の巨匠が描いた「怖い絵」など約80点を展示していく。
展覧会ナビゲーターには女優、吉田羊さんを起用し、「怖い絵」の魅力を伝えていく。吉田羊さんは、展覧会のナビゲーターと音声ガイドを担当している。中野氏書き下ろしのスクリプトの音声ガイドにて、その絵の背景にある物語を、より身近に感じさせてくれるはず。
◆日程
2017年10月7日(土)~12月17日(日)
◆会場
上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
◆料金
一般1,600円(1,400円)
大学・高校生1,200円(1,000円)
中学・小学生600円(500円)
小学生未満無料。
カッコ内は前売り券・団体券
紹介者コメント・イベニアスタッフ
「怖い絵とは、見たままの表現だけではありません。
絵が映し出すシーンの背景を知れば、それがとても怖い状況を示しているかもしれません。
あるいは描いた人間の精神の方に恐怖を感じるかもしれませんね」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
(2017/6/5 時点の情報)