撮影:花盛友里
女性誌や音楽誌、広告などでポートレート撮影を手掛けている、カメラマンの花盛友里さん。2014年には自身初の写真集で、女子の朝起きて間もない姿を集めた『寝起き女子』(宝島社)が話題になりました。その花盛さんの個展が、2月21日まで東京・渋谷のLE DECOで行われています。今回の個展のタイトルは『脱いでみた』。この中で花盛さんは、女性も楽しめる「これまでにない新しいヌードのかたち」を提案しています。
そこで個展を前にした花盛さんに、自身が感じるありのままの姿の魅力、そして誰でも気軽に入れる、会場での作品の見せ方のこだわりなどについて聞きました。
ヌードは「マイナスにしていくことがキレイ」
――今回はヌード写真展ということですが、花盛さんは専門学校に通っていたころにもヌードを撮影していたそうですね。
花盛友里さん
専門学校では写真を学んでいたんですが、そういう中でヌードの撮影は当たり前のことだったんです。自分の裸を撮ってる子もいたし、私も女の子のヌードは頻繁に撮っていましたね。撮られる側も友達だから、裸になることにさほど抵抗がなかったみたいです。むしろシャッター音で気持ちが高揚する、みたいな(笑)。
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