写真も見ずに決定!一般女性をモデルにした『脱いでみた』

――ところで、今回の『脱いでみた』のモデルさんはどういう方なんですか?

友人や、インスタグラムで「ヌードを撮影させてくれる人、メールをください」という形で募集して連絡をくれた人たちです。

――インスタのほうに応募してきた人たちの中からはどうやって選んだんですか?

写真も見ずに、メールだけで先着9人にお願いしました。全員、一般の女性です。チェックしたのは20歳以上かどうかぐらいですね(笑)。

――すごいですね。

「裸になるのは恥ずかしいけど、勇気を出して応募しました」とか「自分の身体にコンプレックスがある」というコメントを書いてくれた人もいましたが、撮影の後、写真を見てみんな「自分じゃないみたい」と喜んでくれました。

撮影:花盛友里

――そうなんですか。今回の撮影で特に気を付けたことなどありますか?

撮られてることを意識されるとその人の良さが出ないし、自然体のほうがきれいなので、ほめて良さを引き出すようにしました。「この背骨の感じがいいね」とか「このラインがきれい」とか。

あとはモデルの方たちを見たり、気持ちを感じたりしながら、「この動きだったら相手が緊張しないな」、「こうやって動かしたらきれいだな」、「逆にこれは嫌かもな」と、相手の気持ちを察しつつ撮影してました。

でも、撮影時間があまりなかったので、皆さんいきなり下着姿になってもらってそこから始めるというやり方で(笑)。後になると「服を着てる方が恥ずかしい」と言われたりして、不思議な時間でした。