キーワード3:インド映画との親和性
インド発のハイクオリティな映画群は、インド国内のみならず、世界中で存在感を発揮しています。ウレぴあ総研でも、インド映画祭IFFJを2014年、2015年、2016年に特集していますが、実はハイローとインド映画には通じる部分があるんです。
インド映画と言えばまず思い浮かぶのが、大人数を従えた超絶スペクタクルなダンスシーンでしょう。ハイローの世界観をライブ化した『HiGH&LOW THE LIVE』の映像を見た時、何十人ものダンサーがアリーナ中に広がってダンスするシーンで、「これ、ライブでインド映画の群舞やってる!」と度肝を抜かれました。
日本では歌と踊りだけがクローズアップされがちなインド産映画ですが、重厚なストーリーのヒューマンドラマから、二転三転するサスペンス、そして大迫力のアクション映画まで多種多様な魅力を持っているのも特徴です。
『THE MOVIE』の歴史的名シーン、コンテナ街の戦いでバイクを駆る雨宮兄弟を見たとき、すぐに頭に浮かんだインド映画がありました。
『きっと、うまくいく』などで知られる大スター、アーミル・カーン主演作で日本でも一般公開された『チェイス!』です。いろいろな意味で思わず声が出そうになるギリギリのバイクスタントは、雨宮兄弟と一脈も二脈も通じるところがあります。
インド映画のスターには、“神の指を持つ男”リティック・ローシャンや“インド亜大陸最強の兄貴”サルマン・カーンなど、アクション巧者が揃っています。
超絶の身体能力を誇るタイガー・シュロフなんて、いつ無名街に流れ着いてRUDE BOYSと共闘してもおかしくないスペックの持ち主。逆にハイロー出身の日本人俳優たちが、ボリウッド殴り込み!なんて未来もあるかもしれませんよ。
まだまだ続く「HiGH&LOW」トーク!
鈴木「ふう、ざっと語らせていただきました。ホントは、特撮テーマで「山王連合会 vs 達磨一家」で達磨が太鼓のバチで使うのって仮面ライダー響鬼の音撃棒じゃん!とかもっと語りたかった…。」
Chacco「そのテーマね! 鬼邪高の村山くんも、RUDE BOYSのユウも特撮経験者だし、日向兄弟・三男の波岡一喜さんも!
アタシねー、波岡さんが大好きでさ、日向紀久役の林遣都くんとNetflixでやってたドラマ『火花』見て、もうすごい泣いちゃって!」
鈴木「ストップ、ストーップ! Chaccoに語ってもらうターンは、別記事『【HiGH&LOW】拝啓 敬愛するHIRO様―アラサーオタク女子がハイローから学んだ“愛のかたち”』で!」
『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』
11月11日(土)公開