「彼とは仕事の取引先として出会いました。彼はフリーのデザイナーをしていて、自宅で仕事をしているので何度か仕事の話とともに自宅に差し入れなどをするようになり、個人的に仲良くなって付き合うようになった感じです。

付き合ってからは週末に彼の家でずっと過ごすこともありましたし、もちろん平日の夜に一緒にすごすこともあったので、既婚者とはまったく思いませんでした。

既婚者とわかったのは、約束せずに彼のマンションに行ったときに掃除をしている奥さんと鉢合わせしたからです……。

奥さんは『またですか。これ以降も会うなら訴えます』とだけ言い残して帰っていきました。

その後、付き合っている人はいないと言っていた彼を問い詰めたら、『“彼女”はいない。奥さんのことは聞かなかった』と。

奥さんにバレたことにも動じていない彼を見て、一瞬で気持ちが冷めました」(31歳/編集)

フリーランスなど独立している人で仕事場として居住地とは別にマンションを借りていることは意外と多いのです。

またフリーランスは仕事が立て込んできたら仕事場に泊まるという理由も言いやすく、生活感が仕事場にある場合も。

自宅に生活感があまりない人はセカンドハウスかもしれないと疑ったほうがいいのかもしれません。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。