「私と彼は元同僚で、私のほうが先に仕事を辞めて、今は外資系メーカーの営業をしています。
以前は似たり寄ったりの年収だったのですが、今は私のほうが上で、転職先の相談をしたことがきっかけで彼もそれを知っている状態です。
私が転職してから3年後、彼が急に仕事を辞めたんです。次が決まっていない状態で無計画のものでした。
コロナ禍もあって無職の期間は半年に及び、その間、食事をしたときなどには『仕事が決まったときに奢ってくれたらいいよ』と奢っていました。
最初は彼も『ありがとう』と言ってくれていたのに、それに慣れがくるとお会計のときには先に店を出るように。
お互いの家での食費は私がすべて負担していて、それもいつからか当たり前のようになり、さらには彼のほうから『仕事が決まったら返すから』と言って服なども催促するようになりました。
無事に彼の仕事は見つかり、今は無職ではないのですが『無職だった頃が響いて……』とお金で私に頼ることをやめてくれません。
私も断り切れず、デパ地下などでおいしいものを見つけたら彼の分まで買ってしまうクセが付いてしまっているんですけどね」(35歳/営業)
貢ぎグセはまさにダメ男製造機あるある。
今は女性のほうが年収が多いのも珍しいことではありませんが、男性がそれをわかって頼っているのは考えものです。
無職の期間が半年にも及んだのは、もしかしたら彼女の貢ぎグセのせいかもしれません。
関連記事