顔を上げて食べるとコミュニケーション力も上がる
大人の女性としては、自分が楽しんでいるだけではなく、さりげなく周りに気を遣えるようありたいですよね。
相手への配慮は顔の角度から始まります。料理だけが視界を占めないよう、顔を上げて食べてみましょう。
同席している人の様子、グラスの空き具合、お店の混み方などが目に入ってくると、自分でも驚くほど場の空気を読んでふるまえるように変わります。
忘れてはならないのは、どんなに素敵な大人の配慮ができても、人の記憶に残るのは会話だということです。言葉を交わさなければ、人と親しくはなれません。
ですが、顔を上げていると、自然に人と視線が合いやすくなります。視線が合えば会話も生まれやすい。ですから、顔の角度一つで、好印象を持ってもらえる可能性も高まるのです。
骨つき肉の食べ方を予習
あらかじめ、テーブルに並びそうなメニューを予測して対策を講じるのもいいでしょう。
たとえば、クリスマスディナーなら骨つき肉の食べ方を予習しておくと安心。
普段なかなかお目にかかることのない骨つき肉は、まずは骨に沿ってナイフを滑らせ、骨と肉の切り離し作業を行います。
外したお肉を、左側から一口分ずつ切り分けて食べるのが、基本のマナーです。
最後に骨周りのお肉を食べる段階まで来たら、ナプキンに包んで持って食べてOKです。
初めから手づかみでお肉にかぶりつくと、やけになまなましい光景に映ってしまいます。
親しくない間柄の人に見せるのはためらわれますし、高級感のあるお店ではあまり披露したい姿ではないですね。
鍋物は盛りつけセンスが問われる
とあるリサーチで、「男性は彼女の盛りつけセンスを意識する」との結果が出ていました。
その「盛りつけセンス」を問われやすいのが鍋物。忘年会で圧倒的に多いメニューです。
これこそ、すぐに手をつけるのではなく全景を見渡して、分量を見極めてから盛り始めること。
気前よくてんこ盛りにしてしまうと、性格はよさそうだけど「おばちゃん」っぽい仕上がりになってしまいます。
取り皿の中に小山を作るようなイメージで具材を盛って、端からスープを静かに注ぎ入れると、キレイに決まりますよ。
適度な分量で美的な盛りつけができる女性は、その場で一目置いてもらえること請け合いです。
まとめ
今回ご紹介した食べ方・飲み方は、単にマナーとして正しいというだけではなく、男性に“異性らしさ”を意識させるしぐさを織り交ぜたもの。
こう動けば、女性の中にある良さをさらに際立たせて、“大人可愛く"魅せることができます。
年末の飲み会で、自身を女性として印象づけたいと願っている方は、取り入れてみてはいかがでしょうか。