今年もクリスマスや忘年会のシーズンが近づいてきましたね。普段は話すことがなかった異性とも、お近づきになれそうな予感がしている方もいるのではないでしょうか。
ただ、男性は人数が集まる場所だと、悪気はなくてもつい、視界に入る女性たちを比較してしまう場合があるもの。
今回は、トータルフードプロデューサー・小倉朋子さんの著書『世界一美しい食べ方のマナー』をもとに、“女性らしさ”で周りと差がつく食べ方・飲み方をご紹介しましょう。
ほんのちょっと気をつけるだけで、近くで見られても安心な“大人かわいい”ふるまいに変えることができますよ!
料理全景を見渡す
まずは、料理を景色と思って、全体を見渡すところからスタートしましょう。
すぐさま料理に手をつけては、「がっついている」印象を与えかねません。
本能のおもむくまま、食欲に突き動かされて食べ始めるから、大人の女性にふさわしくない行動になってしまうのです。
お店の方が工夫を凝らした盛りつけや彩りを、目で愛でましょう。一呼吸置いてからお箸などを手にとると、品のよさが漂います。
グラス越しに指をキレイに見せる
グラスは向こう側が透けて見えますから、指先まで意識して丁寧に扱いたいアイテムです。
もともと、女性の手指の動かし方には、男性にはないやわらかさがあります。
さらに指を長く魅せる持ち方ができると、女性っぽさを強調する効果が生まれます。コツは、親指以外の4本の指をそろえること。
グラスを「がしっ!」と、男らしくわしづかみにするのはNG行動。これも、指を開かずにそろえて持つことで回避できます。
肘を突き出すこともNG所作です。遠くに置かれたグラスに手を伸ばす際、エルボーで行かないようご用心。
脇をキュッと締めると、腕の動きが制限されますから、肘が張り出しにくくなるはずです。
かわいい飲み姿を演出
さらに、アルコールを感じよく飲む方法もあったりします。
あごを引き気味にして、口で行くのではなくグラスの方を傾けるだけで、品よくかわいい飲み方になります。
お酌をしてもらえるなら、ビールや日本酒は両手で受けると、丁寧で愛らしい感じを醸し出せて好印象。
というより、上を向いてグイッ!と飲んだり、コップを雑に扱ったりすると、限りなく「飲みなれているおじさん」っぽく見えてしまうんですよね……。
おじさんと同類のような飲みっぷりではなく、女性らしい魅力がにじみ出る飲み姿で、恋のチャンスを広げたいところです。