「私がSNSで実家で飼っている犬の画像や動画をアップしていたら、ダイレクトメッセージが来て、そこから仲良くなったのが彼でした。

彼は一人暮らしの家にフレンチブルドッグを飼っていて、自然と自宅に誘われて男女の関係になり、その後も彼の家で過ごすことが多かったので付き合っていると思っていました。

いつも自宅で過ごすときに何一つ怪しいところもなかったので……。

でも、一緒にいるときに彼のスマホにLINE通知が入ると、『ゴメン、彼女が来るから帰って』と。

私はポカーンとしていて、彼は焦っているという意味がわからない状態になり、『ゴメンゴメン、次に説明するから今日は!』と彼は言いながら私を追い出しました。

後日話し合ったときに彼は謝ってくれましたが、彼女がいたことではなく『急に来ないようにする』と、急に彼女が来たことに対してのゴメンでしたね。

もうそのまま別れてやろうと思っていたのですが、コロナ禍で寂しくて、今もたまに会う関係を続けてしまっています」(27歳/webサイト運用)

あまりにも相手が冷静で悪びれない状況だと、こちらも意外と怒ることが難しくなるもの。

今回は、仕事が完全リモートになり、人との接点が減って寂しいと思う気持ちにもつけ入れられたようです…。

彼女は「次の相手が見つかるまでは」と言いますが、新しい相手を見つけにくい状況にどんどんハマっていっている気がします。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。