実は電子化が進んでいる確定申告。ぜひやってみよう!

実際の確定申告の手続きはどうするのでしょうか。ニュースでは税務署に大行列ができている報道があったりしますが、「密」な空間は気になるところです。

実は確定申告は電子化が進んでいる取り組みのひとつです。基本的な確定申告書類の作成は、国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーやマネーフォワードなどが提供する確定申告ソフトを使えば、パソコンやタブレットで作成できます。画面がちょっと小さいのが難点ですがスマホでも可能です。

パソコンやタブレット、スマートフォンがあれば確定申告は自宅で提出まで完了させることもできます。PDFファイルが出力されるので、自宅やコンビニで印刷をして郵送で提出すればOK。

オンラインで提出することもできます。手元にマイナンバーカードがあれば、スマホの読み取り機能を使って本人確認と提出までできてしまうのです。

副業や個人事業主の申告をサポートする「マネーフォワード クラウド確定申告」が便利

最近はフリーランスで仕事をする人や副業にチャレンジする人が増えていると言われています。

この場合、会社が手続きをしてくれるわけではありませんので、自分で収入や経費を入力・申告する必要があります。

「まだ、本格的な会計ソフトを購入したり、税理士と顧問契約を結ぶほどではないけど、手続きをきちんとやりたい」と思う人は、「マネーフォワード  クラウド確定申告」等のサービスを活用してみてはどうでしょうか。

「マネーフォワード クラウド確定申告」の便利な点は、記帳の作業が自動化できること。

仕事で使う銀行口座やクレジットカードを登録しておくと、入出金のデータを自動で反映してくれるので、領収書を見ながら1つ1つ入力する手間が省けます。

決算書や確定申告書も自動作成でき、毎年変わる税制改正にも対応してくれますし、最大65万円の控除額が得られる青色申告特別控除にも対応しています。

副業などの申告であれば、月あたり800円(年9600円)で利用できるパーソナルミニプラン、自営業者等には月あたり980円(年11760円)のパーソナルプランが用意されており、メールやチャットのサポートも受けられます。

料金はアップしますが電話サポートつきのプランもあります(※)。

本業の会社員の合間を縫ってがんばって副業をしている会社員、少しでも売り上げを増やそうと本業に集中している個人事業主にとって、確定申告が時短になるかどうかは大事な問題です。

クラウドサービスを賢く活用してみてはいかがでしょうか。

※税務署判断が必要な相談などは、受けられない場合がございます。

やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会