●超現実路線

その①「カウンセリングに行く」

これはもうプロの手におまかせしましょう。性格の歪みを指摘してもらいつつ、ケアしてもらってください。もうそれ以上言うことはありません。

<キーワード:「カウンセリングに行く人にこれ以上素人が言うことはない」>

●非現実路線

その①「2丁目で説教してもらう」

 

言わずと知れた新宿2丁目のおねえさまたちは、真実をバサリバサリと切りまくり。あなたもあの嘘のない、そして小気味いい2丁目の客となってみましょう。

 

普段周りの人たちが社交辞令しか言わないために腐ってしまった耳を削ぎ落として、「それだから性格悪いの顔に出ちゃうのよー」と言われてみてください。不思議と腹が立ちません。存分に、自分の改善点を指摘してもらい、説教してもらうといいでしょう。

しかしタダでというわけにはいきません。その時は、「こんど友達(男)連れてくるね」と、ぶらさげるにんじんの用意も忘れずに。

<キーワード:「この人が彼氏だったらな、なんて思ったら負け!」>

 

その②「子供に真実を告げてもらう」

この世である意味一番残酷なもの。それは、人間の子供がときたま口にする「正直すぎるセリフ」です。あの歯に衣着せぬ発言は残酷とは言いながらも悲しいかな真実そのものなのです。
あなたはさっそく明日にでも、近所の幼稚園に出向き、あまり不審がられないよう気をつけながら子供たちに話しかけてみてください。その雰囲気に泣き出す子供、暗さやねたみそねみの詰まった心におびえる子供など、さまざまな反応にあなたは驚き、はじめはショックを隠せないことでしょう。
しかし子供は正直なだけなのです。子供の反応が芳しいものに変化してくるまで、毎日心を明るくし性格美人を心がけて、ひとり幼稚園通いを続けてください。

そんなある日、保育士さんから、「いつもおみかけしますね、こんにちは」と、好意的な挨拶をされた時。それがあなたの卒園式です。子供も大人もあなたに対して好意的で友好的なまなざしを送ってくれるようになるまで、辛く厳しい道のりをどうか諦めず、歩んでみてください。

<キーワードは「その前にただの不審者として通報されるなよ!」>

■そして彼氏を作るには、どうすればいい?

 

さて、これでようやく見た目も、中身も美人さんに少し近づいてきました。
こうなったら、自然と自信が湧き出てくるので、あとは「おブス時代よりもより多く行動する」ことを心がければ、出会いも増え、彼氏はおのずとできるはず!

この「行動力」は何よりも重要で、どんなに美人でも家から一歩も出なければ出会いがほとんどないように、人と出会うためにはやはりさまざまな場所に顔を出し、話をし、人とふれあうことが大切です。

ちょっと面白おかしくおブスの話を書いてきましたが、実際、笑顔がかわいい人におブスちゃんは存在しません!笑顔で楽しく明るく、そして少しの努力を欠かさずに素敵な女性となって、素敵な彼氏をゲットしてくださいね!応援しています!
 
Photo credit: Toni Blay 

1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。