「別れた元彼と数ヶ月ほど不倫していました。
私と別れた後に付き合った女性と結婚した元彼は、『やっぱり忘れられない』と言って近づいてきたけど、最初から体が目当てなのは気づいていたし私も遊びのつもりでしたね。
結婚したのに満たされず私を求めてくる元彼を見るのは快感で、『会ってあげてもいいよ?』と私が主導権を握っていたと思います。
別れようと思ったのは元彼が『嫁に子どもをせがまれている』と言ったときで、さすがに知らない女性とこの人を“共有”するのはまっぴらごめんと思いました。
でも、私から『別れて』と言い出すのは何だか癪で、『大変ね~』と言いながらホテルに行かず食事だけで終わらせるような会い方をしていたら、元彼のほうから『ごめん、家庭に戻りたい』とLINEでメッセージを送ってきて。
そのとき、素直に『わかった』と返せばよかったのですが、まだ“上から目線”をやめられなかった私は、つい『私のこと、忘れられないと思うけどがんばってね』と返してしまいました。
そこからはじまったのが元彼の私に対する愚痴で、『いつも偉そうでうんざりしていた』『誰がホテル代を払ってきたと思っているんだ』『結婚してくれる男がいないから不倫しかできないんだろ』と書かれ、さすがにショックでしたね……。
慌ててブロックしたけど、元彼の怒りを目の当たりにして『どこかで会ったらどうしよう』『誰かに不倫をばらされたらどうしよう』と今も不安です。
そもそも不倫なんかしなければよかったし、子作りを言われた時点でさっさと別れるべきだったと後悔しています」(女性/32歳/小売業)
どうして関係に優劣をつけるのか、こちらのケースでは「どうせ不倫だし」と投げやりになるのがそもそもの間違いです。
自分の振る舞いを相手がどう思うか、ただでさえ窮屈な関係なのに大事にしない姿を見れば、不満が募るのは当然のこと。
こんな事態になったのは自業自得、不倫の代償は想像以上に重いことを実感します。